シーロダーラとケララマッサージ

インド最終日はデリーでした。
半日のデリーをどう過ごすか頭を悩ませつつ飛行機に乗りました。
デリーは日本との直行便がありますから、行ったことのある方が多いと思いますが
東京とまではいかずとも大都市。
行動計画をちゃんと立てないと１日では何もできません。
朝晩のラッシュは本当にひどい渋滞ですし。


朝、これで最後となるスプリングヴァレーアパートメントC001を後にして
リクシャに乗ってフレッシュな風と朝日を見ながらAHMDドメスティック空港へ。
大きな橋を渡ると、ああ、もう帰るなっていつも思います。

ガンジーアシュラムの方までぐるりと回って、
大好きなキャリコミュージアムを通り過ぎて、
空港まで1時間。

AHMDの妙に綺麗に近代的な空港（できたてのほやほや。）をさっと飛び立ち
鳥瞰図のように小さな街並みを雲の合間に見ながら揺られること1時間半。
クドゥプミナールが見えてきた頃ぐっと高度が落ちてゆく。

デリーの空港では旅行鞄を預けられるシステムがなくなった（！）という事で
大きなスーツケースを抱えて街へ出る。
これは不便…
という事で５スター☆ホテルへ行ってみる。
サロンを使いたいから預かってくれない？
どうやら爆発テロを警戒して、荷物を誰も預かりたがらないという事がわかった。

ホテルの入り口に空港みたいに中身をチェックするマシーンがあって、
それで漸く中へ入れてくださった。


実は目的はマッサージ♪
なんと今回はおうちマッサージを受ける暇さえなかったから、飢えていたんだ。
そこにはすごく幸せになる香りのオイルがいっぱい置いてある。
メニューカードをじっくり読んで、
結局選んだのはケララマッサージとシーロダーラ。

日本でもシーロダーラやっているエステあるみたいですよね。
頭の上からあたたかいオイルを流す、というもの。
これは試さなければ！

まずは真っ白な湯気でいっぱいのスチームサウナへ。
すっかり眠ってしまった。
個室に入ると２人のスタッフがいて、
マントラを唱えてくれて、足を洗ってくれた。
やっぱりAHMDの病院みたいなアーユルベーダマッサージとは違って
癒しの音楽など聴きながらいい雰囲気でマッサージして貰う。
カラダ全体のリンパを流していく感じ。
踊りまくった後なのでリンパが流れてゆく快感は感じられなかったけれど
疲れた筋肉がゆるんでいくのを感じた。
左右に１人ずつ、
それで全く対照にマッサージしていくテクニックはなかなか凄い。
表裏くまなくオイルで満たされた頃、
シーロダーラは始まった。
温かいオイルが頭の上にすっと落ち続ける。
その場で「超気持ちい！」みたいな解放感は…あるって感じでもなかったけど、
６コ目のチャクラが刺激されているのが分かった。
第３の目といわれる眉間のところ。
精神面をつかさどるようなので、疲れ切っていた私が帰国後にドカンと体調を崩し
デトックス状態に陥ったのは、実はこのマッサージの効果だったりしてね？？？
うん、フィジカルな効果も帰国してからでしたね。
ちゃんと効き目ありました☆

すぐ戻るから！と言い残して
旅行鞄をそのまま置いて慌てて通りのリクシャに飛び乗る。
デリーの５スター☆ホテルから出てきた外国人って・・・カモにしか見えませんよね。
ほんのそこまでなのに吹っ掛けること、吹っ掛けること。
いっぱい値切ってカーンマーケットまで。
デリーのタクシーワーラーは強いね！とチクリと言ったら、
おじさんはニヤッと笑った。
ほんの少し行かぬ間に随分お店が変わった気がする。
お気に入りの服屋さんへ行き、慌ててお買い物！

それから一人お会いしたい方があってご挨拶して、
ホテルまで送り届けて貰った。

ランチしてない！と思ってカフェでカレーを注文するも
実はもう空港に行かなくちゃ！！という時間。

デリーの夕方ラッシュは時間が見えないからなぁ・・・。
結論から言うとフライトは１時間遅れたので十分間に合ったのだけれど
逃すわけには行かないから仕方なく
物凄く美味しいパニールだったのに途中で諦めて
大急ぎで帰路につく。


エアインディアのカウンターは日本人であふれていた。
すっかり日本モードに戻り、
docomoも使えたりして。東京生活を想った。