テレビドラマには、脚本家が売りとなる場合がある。
この人が脚本だから見たい、と世間の認知と評判が必要だ。
その代表である倉本聰のベスト5を選んでみた。
北の国から1981年‐2002年
出演者 田中邦衛
吉岡秀隆
中嶋朋子
原田美枝子
岩城滉一
地井武男
いしだあゆみ
大友柳太郎
大滝秀治
竹下景子 他
音楽 さだまさし
制作 フジテレビ
北の国から 1981年10月9日 - 1982年3月
北の国から'83冬 1983年3月24日
北の国から'84夏 1984年9月27日
北の国から'87初恋 1987年3月27日
北の国から'89帰郷 1989年3月31日
北の国から'92巣立ち 1992年5月22日 - 5月23日
北の国から'95秘密 1995年6月9日
北の国から'98時代 1998年7月10日 - 7月11日
北の国から 2002遺言 2002年9月6日 - 9月7日
倉本聰の代表者といえば、この作品だろう。
スタートは24回の連続ドラマということにも、当時としては力を入れていたことがわかる。
必ずしも飛びぬけて良い視聴率ではなかったが、最終回には20%を超えたこともあり、
その後スペシャルドラマを作り続けられることにもなった。
北海道を舞台とし、美しい自然と出演者・スタッフの努力によって名作ができたといえる。
心に残る数々の名シーンとセリフ。
SPドラマも同様だ。
前略おふくろ様
出演者
萩原健一
梅宮辰夫
桃井かおり
坂口良子
他
企画・原案:倉本聰
制作日本テレビ
第1シリーズ
放送日 1975年10月17日 - 1976年4月9日
第2シリーズ
放送日 1976年10月15日 - 1977年4月1日
東京の下町(深川)を舞台にした、照れ屋な板前の青年(萩原健一)と周囲の人々との触れ合いを描いた青春ドラマ。
数々の名脇役が出演していたこともあり、心に残る作品となった。
昨日、悲別で
出演者 天宮良、石田えり、村田香織、布施博、梨本謙次郎、五月みどり、大滝秀治、斉藤慶子
エンディング かぐや姫「22才の別れ」
放送期間 1984年3月9日 - 6月1日
制作 日本テレビ
北海道と東京が舞台。夢を追いかけて東京に出た若者と、故郷に残って地元で働く若者の心の交流を描いたストーリー。
大都会 闘いの日々
出演者 渡哲也
仁科明子
神田正輝
篠ヒロコ
石原裕次郎 他
制作 石原プロモーション
日本テレビ
放送期間 1976年1月6日 - 8月3日
石原プロ制作のテレビドラマ第一弾。警察・記者クラブが中心。
刑事ドラマにありがちな派手なアクションなどは少なく、人間ドラマ中心として描いている。
なお、後にパート2とパート3を制作しているが、倉本聰が関わるのは第一シリーズのみ。
パート2以降はアクションシーンを増やし、後続の西部警察に引き継がれることになる。
君は海を見たか
出演者
萩原健一
六浦誠
伊藤蘭
関根恵子
制作フジテレビ
放送期間1982年10月15日から12月24日
1970年に日本テレビで放送、1971年に大映映画として封切の記録あり。
戦後のモーレツ社員が主人公である。題材としては重く、真剣に人生を考えたい人におすすめのドラマです。