正直に生きよう

心のSOSを見逃さないで!

仕事のストレスで心の病気になった事例2選

2023-12-18 02:15:51 | うつ病

「仕事が激務で毎日残業続き」「職場の人間関係に問題がある」「上司のセクハラやパワハラに悩んでいる」など、仕事に関係するストレスが原因で、心の病気になるケースは増えています。新入社員でも中間管理職でも、あるいは役員でも、年齢や立場に関係なく、誰でも心の病気になる可能性はあります。心の病気になってしまった事例から、自分にも病気の傾向がないか考えてみてください。

仕事が原因で心の病気にかかった事例【20代男性・製薬会社の営業職】几帳面で真面目な性格で、上司から信頼されていました。MRは深夜まで続く飲み会や出張が多い激務です。深夜まで飲み会があっても、朝7時半には医薬品の卸しに訪問しなければなりません。ある時、寝不足とストレスで軽微な追突事故を起こしてしまいました。食欲もなくなり、仕事も明らかにミスが目立つようになったので、上司の勧めで病院を受診し、うつ病と診断されました。退職して治療に専念し、現在は薬剤師として自分のペースで仕事をしています。

2つめの事例【40代女性・出版関係】何事にも真面目で、融通の利かない性格だそうです。完璧主義なところがあり、仕事で同僚や上司と衝突することが度々ありました。ある日、出勤途中の満員電車で過呼吸を起こし、職場まで行けなくなってしまいました。病院を受診し、パニック障害と診断されました。パニック障害の広場恐怖症で、電車に乗ることができなくなりました。1年間休職して通院し、少しずつ回復してきたため、時短勤務に変わり、服薬しながら仕事を続けています。


心の病気は仕事が原因?

2023-11-28 02:15:51 | 心の病気

心の病気とは、誰でもかかる可能性のある病気です。その中でも、仕事が原因で起こる心の病気も少なくありません。主な原因はストレスですが、暑さや寒さなど物理的や科学的なものや、病気や睡眠不足などの生理的なもの、不安や緊張や怒りなど心理的や社会的なストレスがあります。そんな中で、職場での人間関係や業務内容が、自身の対処能力を超えてしまい大きなストレスとなって現われることがあります。これは心理的・社会的なストレスです。このストレスが慢性化すると、症状として体調に現われてきます。

気持ちが落ち込んだり、生活意欲が低下して、日常生活さえままならない状態になる事があります。この状態はうつ病の症状です。体調も疲れやすくなり、睡眠障害や食欲の低下なども引き起こします。早い段階で医師に相談することで、早い改善が見込まれるので、我慢しないで医者にかかるといいでしょう。他にも現在置かれている状況から受けるストレスによる適応障害や、社交的な場面に不安や恐怖を感じて、赤面や動機や発汗などの自律神経症状を起こす、社会不安障害などもあります。社会不安障害は、不安や恐怖を感じやすくなっていると想定されます。しかし、病気の症状では無く、自分の考え方が悪いからだなど、自分を責めてしまう可能性が多く、病気の症状かも知れないという捉え方をすることで、適切な治療が行われることがあります。自身では気がつきにくいこともあるので、周囲の言葉に耳を傾けることも大切です。

少しでも当てはまると感じた方は[http://imposter-syndrome.net]をチェックしてみましょう。