昔というか、一頃前まではひな祭りと言うと、
ケーキだった。
ここ数年チラシ寿司を作って食べる習慣などはなかった
気がする。
チラシ寿司を作って食べる習慣ができたのも、
コロナ禍もあると思うけど、
2月が豆まきと恵方巻き、3月がひな祭りとチラシ寿司、
うーんと昔だと、生家が都内だったので、
砂糖菓子の菱餅と雛霰と飾りの白酒だった。
白酒も最近では飲まないと思うんで、
ジュースやコーラやお茶だろう。
ひな祭りは50年以上前だと、まだ児童と呼ばれてた
子供達の社交会だった事もあった様だ。
藤子不二雄名義の頃の藤子・F・不二雄先生の
オバケのQ太郎や初期のドラえもんでは、男の子達が
女の子達のお祭りに呼ばれてそこから人のマナーを学ぶ様だ。
いつのまにかチラシ寿司の日になったのも、
ひな祭りと言う日がジェンダーフリー化したのだろう。
大人になると、嬉しい事は少なくなるよなぁ。
子供の頃って、年中怒られている事が多いから、
その日無事に過ごせるのが良かった。
自分が思うには、今だと何事もなく平和に一日を
過ごせる事が大事だと思う。
最近、難しいのかもしれないけど。
松本零士大先生がお亡くなりになって、
概ね10日経った。
大先生の作品で一番大きいのはやっぱり「宇宙戦艦ヤマト」だったり、
「銀河鉄道999」かもしれない。
でも、大先生は愛猫家でミーくんというトラジマねこの大ファン
だった。
大先生は、ねこや犬を可愛くも描いていたんだけど、
当時のペット事情も漫画に描いていた。
改めて、今だとそれこそ犯罪になってしまうのに、
それだけペットの地位というのは良くなったのかもしれない。
可愛い生き物達もやっぱり役にはたっているんだよなぁ。