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日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
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スバル車購入補助――政府の責任と自治体の責任と大企業の責任(2)

2009年03月11日 | 財政・税金・経済・金融

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スバル農業用車両に市が購入補助

 太田市が検討していたスバル農業用車両購入補助の内容が明らかになりました。9日の市議会市民経済委員会で報告されたものです。
 この補助制度は、1月
19日に太田市商工会議所と太田市新田商工会が景気悪化打開を掲げて決起集会を開催したときに、市長があいさつのなかで話したものです。

補助対象は農協組合員
 
 今回の補助制度は、条例として提案しない、つまり議決が必要ないものですが、市農業政策課によると、(1)補助の実施期間は2009年3月9日から5月29日まで。(2)補助対象は、市内の農協組合員。(3)補助対象車両は、スバル製軽自動車で①農業者支援特別限定車(軽トラック)としての(A)4駆、5速マニュアル、パワステ・エアコンなし―車両本体価格598,200円―諸費用込み価格704,650円と(B)4駆、5速マニュアル、パワステ・エアコンつき―車両本体価格688,200円―諸費用込み価格843,710円と②(A)(B)以外の原則車両本体価格100万円以下のサンバートラックとサンバーバン(車両本体価格の概ね2割引きの価格)。(4)購入方法は、購入者が市の交付する証明書を販売店に提出して申し込む。(5)購入場所は、富士スバル(株)太田支店または市内のスバル販売店とされます。
 なお、②は2割引きとするため、市と富士スバルで1割づつ負担とされ、①の市負担は②より若干少ないとされます。
  
補助枠は100台
市の予算は900万円

 今回の補助対象車両の枠は約100台、補助にともなう市の負担は約900万円とされます。
 今回の補助は、富士重工という大企業の責任が問われる問題です。前回私が述べたように、急速な景気悪化のもとで、市内企業である富士重工(スバル)製のクルマの販売を少しでも促進し、富士重工の下請関連業者を少しでも支援し、さらに市内農家のみなさんの経営を応援しようとするものだということは理解できます。

富士スバルも負担というが―大企業の責任とは何か

 富士重工は、たしかにトヨタほどの儲けはありませんが、それでも、2000年から2008年の間に内部留保を1.4倍に増やし、株主配当も同じ時期に2億円増やしています。
  今回の景気悪化を受けて富士重工は、取締役の報酬カットなども決めていますが、依然として内部留保を取り崩すという計画は示されないまま、非正規労働者の削減は、昨年12月26日の800人に加えて今年1月末の300人、2月末の100人を合わせて1200人にものぼり、同社の3月以降の期間社員は600人まで削減されることになります。    
 雇用と地域経済を守る社会的責任を大企業が果たす――そのために政府が責任を果たすことが求められます。もちろん自治体もやれることは何でもやるべきです。しかし自治体も、市民の暮らしと地域経済に責任を果たすために、大企業にも社会的責任を果たすよう強く求めることが重要です。まして、スバル車の購入に補助することを考えれば、市は今後は富士重工に強くものを言うべきです。



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