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日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
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富士重工 赤字一転 10億黒字 10年3月期-それでも求人わずか300人

2009年11月03日 | 雇用

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350億赤字から
一転して10億黒字


  今日11月3日付「上毛」(地元紙)に、「富士重工  赤字一転  10億黒字」という見出
しで記事が掲載されました。

  「上毛」によると、「富士重工は2日、2010年3月期の連結業績予想を上方修正し、350億円の赤字を見通した営業損益が2期ぶりに10億円の黒字になりそうだと発表」とありま
す。

大規模な“非正規切り”
問われる大企業の責任

  「上毛」では、「最終損益は赤字幅を300億円圧縮し250億円の赤字とした」とあり
ます。
  まだ赤字ではあるものの、最終損益を300億円も見誤り、大量の失業者を生み出した責
任は、極めて重いものがあります。

  大企業としての雇用を守る社会的責任をどう考えているのか。
 
  同社が雇用を維持する体力を十分もっていることは、昨年12月以降の「しんぶん赤旗
」でもこのブログでも、何度となく記事を掲載してきました。

ツケは労働者・国民に

  今回の“上方修正”は、私たちの指摘が正しかったことを裏付けるものです。
  「大規模な人員削減を行ったから上方修正することができた」と同社は主張するかも
しれません。

  しかし大量の“非正規切り”は、結局は国民全体の購買力を激減させます。
  さらにセーフティネ
ットを機能させるための社会的コストの増額を余儀なくさせ、結局、労働者と政府・自治体にそのツケがまわります。

  ツケが政府・自治体にまわるということは、最後は国民生活に影響を与えるということです。

  大量の解雇・雇い止めは、結局は企業の業績を低迷させることにもつながると言えま
す。

  当初見込みで350億円の赤字が10億円黒字ということは、結局360億円も営業損益を見
誤っていたことになります。

  同社は昨年12月以降、1千数百人の規模で派遣・期間社員の“非正規切り”を行ってい
ます。下請け企業も含めてどれだけの非正規労働者が職を失ったのか。

  6月28日に開かれたおおた派遣村(同実行委員会主催)を訪れた相談者のなかにも、富士重工や下請企業の“非正規切り”にあった人たちが相当数含まれていました。

  業績好調を受けて同社は、9月に期間社員100人の新規求人を出しています。10月28日
にはさらに期間社員200人の求人を発表しました。

  しかしそれでも、下請け企業まで含めると、この間切られた非正規労働者の数には遠
く及びません。

“まともな雇用”守る
ルールづくり
――いよいよ待ったなし


  なにより求人といっても、期間社員という名の“非正規”です。派遣ではありません
が、不安定雇用であることには変わりありません。

  派遣法改正を急ぐことは当然ですが、同時に、期間社員という“不安定雇用”をあらため、正社員としての雇用を拡大するための“まともな雇用”を守るルールづくりも待った
なしの課題です。


スバル富士重工、通期営業利益が黒字転換
gooニュース(レスポンス) 11月2日(月)22時06分



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
関係無さそうですが、やっぱり数学と理科教育を (TANN)
2009-11-05 00:08:09
おじゃまします。
TANNです。

2010年3月期決算予想を上方修正する上場企業が増えています。

富士重はチェックしてませんでしたが、日産は単独なら1500億円の黒字化が報道されています。

電機や素材でも出てきています。

自動車メーカーは期間工採用を再開するとのニュースも流れていますが、それほど雇用情勢が良くなりそうな気配はあまり無いようです。 

さて、全く関係無いようですが、日本はこれからも製造現場で雇用を維持しないといけないのでしょうか?

物作りは決して軽んじてはいけないことですが、製造現場だけが雇用の受け皿でありつづけてはいけないと思っています。

コメントなので誤解を恐れず簡単に言うと、物を作るだけの現場から、物を作るための源泉を作るための現場が雇用を増やすべきだと思うのです。 つまりは、開発や研究現場の増員です。 そのためには、結局小学校からの地道な理数教育が重要となります。 理数の学力を上げると言うことは、結局は国語や社会や英語の学力を上げることと同意義です。 理化学や技術用語を正しく理解し使うためには、まず国語、それから英語の能力があって可能になります。 歴史をしらなければ、数学や物理に関心を持つ事だってできません。

今日、私の仕事を手伝ってもらっている派遣の若者(登録型ではありませんが)に関数が分かっている前提で質問しましたが、質問の意味を理解してもらえなかったので、中学校でなるy=f(x)の復習講義を15分しました。 

研究開発の現場に派遣されている人材でさえ、y=f(x)を理解せずに高校を卒業している現状をどう考えるかは、一見関係無いようで今の雇用問題と無関係ではないと思います。

今日や明日の雇用対策をどうするかは、命に関わる問題のため、政治が引っ張る必要があるでしょう。 遅延は許されないと思います。

でも、農業や介護や観光が国力を支えるとは思えません。 物作りの上流でどれだけ稼げるかが重要となります。

何の根拠もありませんが、富士重の研究開発の現場の人たちはきっと忙しいのではないかと思います。 彼らの給料を減らさないために、工場現場の人員を増やせなかったりもするのではないかと思うのです。

余計なコメントだったかもしれませんが、研究開発現場に長くいて、過労でうつにさえなった私は、雇用のミスマッチが気になって仕方ありません。

それでは、また。 今度はもっと軽いコメにします。
返信する
職業の貴賤 (mizuno)
2009-11-05 08:42:02
TANNさんへ

コメありがとうございます。

職業に貴賤はないと私は考えます。

同時に暴力団や貧困ビジネスはともかく、この世に不要な仕事はないと思ってもいます。

もちろん、責任の重さから給与に違いがあるのは否定はしませんが。

研究開発の現場も本当に過酷な実態にあることは分かっているつもりです。

もっと職能が評価され、労働条件も給与面でも改善、いや是正が求められていると思います。

そして、研究開発分野もモノづくりを支える仕事であることは言うまでもありません。

同時に、農業は、まさしく食料をつくる=命を支え、環境を保全する大切な職業です。

介護もそれは同様です。

国力は、その国の国民が幸せに暮らせるかどうか、そのための仕組み=ルールが総合的につくられているかどうかによって決まってくると思います。

そして、人間の能力・可能性がもっともっと開花・発揮される日本にしなければならないと思っています。

私たちは、そういう日本をめざしています。

それでは、今後ともごひいきに。
返信する

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