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ホトケノザ
ホトケノザの群生
ホトケノザと言えば春の七草を思い浮かべますが、春の七草の
ホトケノザはキク科のオニタビラコがそうだと言われています。
こちらはシソ科のホトケノザです。
正確に言うとシソ科オドリコソウ属の花です。私が一度見たいと
思っているオドリコソウの仲間です。少し小型のヒメオドリコソ
ウと言う物がありますが、こちらは帰化植物で半分雑草扱いです。
このホトケノザも田んぼや畑に良く生えて繁殖力が旺盛のため、
空き地などではあっという間に埋め尽くされることも良くありま
す。それでやはり雑草扱いをされています。
でも名前は仏の座と言うように高貴な名前になっています。これ
は花が付いている葉が仏の蓮華座に見立てたことからと言われて
います。最近は見かけませんが昔は蓮華座を見立てた造花を仏壇
に飾っていました。今でも仏壇を扱っている店なら置いてあると
思いますが、確かに似ています。あまり行く機会も無いかもしれ
ませんが行ったときは見てみてください、似ていることが分かる
と思います。
ホトケノザは花期が４～６月となっていますが、ここ何十年も初
冬が花盛りです。逆に４～６月は残ってはいますが、ほとんど目
立ちません花期は１２月と言っても良いくらい今の時期の方が良
く咲いています。少し進化したのでしょうか？
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