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秋の桐とサルビアは関係なさそうですが、キバナアキギリは
黄花秋桐とは書きますが、シソ科の花で学名がサルビア ニッ
ポニカ(Salvia nipponica)と言います。
学名がそのまま日本のサルビアと言う訳です。サルビアは園芸用
として良く海外の花が見られますが、国産で自生のサルビアが、
あったのですね。
秋桐と言うのは桐の花に似ていて秋に咲くからだと言いますが、
桐の花は大きく、あまり似ていない感じがします。
今はシソ科のアキギリ属と言う事になっていますが、昔の図鑑で
はアキノタムラソウ属となっていました。分類の見直しがされ
たようです。
普通シソ科というと紫系の花が多く、実際サルビアでも紫系が多
く(昔は赤しか見かけませんでしたが)、基本種のアキギリも、
紫です。アキギリは主に関東より西に生存しているようなので、
私はまだ見たことは無いです。シソ科で黄色の花と言うのはあま
り見かけません、少なくとも私は今まで見たことが無かったと思
います。
今回のキバナアキギリは普通に見られると図鑑にありますが、見
たのは今回が初めてです。もっとも、花を見に野山へ出かけるの
は春から夏が圧倒的に多く、秋は仕事の関係もあり、あまり出か
けるのが多く無かったからかもしれませんが..
実は最初に見たとき名前が分かりませんでした。後で分かって、
調べて見ると面白い仕掛けがある花だと分かりました。写真では
分かりませんが、正面から見ると上下に分かれた花びらの下に見
せかけの雄しべが見えていて、そこを触ると上の花びらに隠れて
いる本当の雄しべが動いて降りて来るそうです。
虫が止まると背中に花粉が着いて、他の花に移ると写真でも見え
ている長く突き出た雌しべに虫の背中に着いた花粉が触れて受粉
するのだそうです。試して見れなかったのが少し残念です。
この花もオクモミジハグマと同じように川手山へ行く途中の林道
に咲いていました。また行って今度は是非試して見たいと思いま
す。
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