プレーリードッグのガン飛ばし

あ、おい、何してんだよ。
こんなくつろいでるとこ、見てどうすんだ、ああん？
その平べったい板で写真撮る？嘘ついてんじゃねーぞ、俺にも見せろ。

と仰っているのかもしれない、オグロプレーリードッグ。
円山動物園のカンガルー館で、冬場は団子状に重なり合って暖を取っていた。
人間を察知すると、駆け寄ってきたりして、チマチマとかわいい。

昨年紹介した、同じ館内のオオカンガルー「サンドラ」は１月に亡くなった。
今年に入って、アムールトラの「アイ」、ヒマラヤグマの「ミナミ」、
つい先日はユキヒョウの「コハク」と、大きめ動物の訃報が続いている。

命に大も小もないが、空の展示場が増えて悲しい。
元気一杯、に振舞って笑みを浮かべさせてくれる、プレーリーの優しさに感謝。