幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

惜しみない小城羊羹

2012-01-16 | 甘いもの
シュガーロードと呼ばれた長崎街道には甘いもんが多い。
佐賀ではあちこちで見かける有名な羊羹がある。
小城羊羹。小城は「おぎ」と読む。

まず、持った感じが硬い。羊羹独特のふにふにした弾力がない。
開けて納得、全面が氷砂糖のようになっている。さすが砂糖の道。
そのため袋に引っかかってなかなか出てこない。

噛むと、カリッ、ゴリッという食感。面白い。
ほとんど砂糖の塊。内側は柔らかいとはいえ、歯応えと食べ応えあり。
甘いは甘いが、ねっとり系ではない。抹茶は香りもよかった。

意外にも、通常の練羊羹より日持ちせず、日が経つほど硬くなる。
砂糖を掛けているのではなく、切ると自然に染み出てきて固まるそう。
奥深い羊羹の道。極めるには、まだまだ先が長い。

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