幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

北の振り子の青い顔

2021-02-05 | 北海道
世界初の振り子式気動車が、今春、JR四国から引退するらしい。
カーブの多い地域を走るのに適した構造で、振り子のように車体が傾き、
速度アップに貢献したという2000系。

それを参考に、JR北海道がつくったのが、281系。
今はスーパー北斗として、札幌・函館間をたまに走っている。
噴火湾をイメージしたというブルーヘッド。1994年から営業運行。

北の夢を乗せて走ります。と、公式サイトで紹介されている。
夢を見るどころか、振り子に初めて乗ったときは具合が悪くなった。
列車らしからぬ動きをするため、酔いやすい。速けりゃいいってものではない。

大沼公園を散策した昨年晩夏。偶然走ってきた振り子を撮った。後ろは小沼。
もしかして、これも近いうちに引退するんだろうか。
彼女自身も、長年揺れ過ぎて青い顔になっているように見えてくる。

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