内閣府が実施した「賃上げ」に関する政策案コンテストで、時間外労働(残業)に関して、業務委託契約に切り替えることで社会保険料などの負担を減らすというアイデアが「優勝」に選ばれた。労働組合や労働法の専門家から「脱法行為の推奨だ」などとの批判が相次いでいるとのことだ。
よくもこんな姑息な手段を発想するものだと驚くし、「優勝」に選ぶ内閣府にも落胆する。このような風潮は、自民党議員の数々の不誠実な言動が悪影響を及ぼしているのではないかと危惧する。
本日(8/4)、内閣府のホームページを見たら、「これらのアイデアの概要については、一定の周知期間が経過し、個人情報が含まれること等を考慮の上、掲載を終了しました。」となっていた。