サントリーホールディングスの新浪剛史社長が 9月9日、オンラインで開催された経済同友会のセミナーで「45歳定年制にして、個人は会社に頼らない仕組みが必要だ」と述べたことが少なからぬ波紋を呼んだ。という記事を読んで思った事がある。 ジョブ型が成熟すればこんな議論にならないと思う。もともと、個人の能力をそのまま使いこなせない企業が問題だろう。真っ白で入社して、個人の努力と経験のおかげで利益を上げている企業のくせにそれを手放したら、今の日本の企業なんて殆ど利益をあげられない。優秀なジョブをできる人を雇って、すぐ戦力として使う仕組みもないし、経営者もいないだろ?それなのに、そんな経験者を追い出すって何もわかってない。確かに年齢を重ねて辞めないやつもいるだろうけど、それはこの仕組みなら仕方ない事。いま、これが45歳ではなく、60歳でおきていると思う。必要な人でも一律給料を下げて再雇用しますって。 能力あれば、他企業で雇ってくれるから定年を期に他社へ移動する人が少なからずいると思うよ。45歳でこれを行えはもっと企業は大変だ。