さばの写真館

主に自衛隊に関する乗り物を掲載します

曇りの百里基地

2020-11-28 17:26:00 | 百里基地

 

さて、年内での引退がニュースになったファントムⅡですが、天気予報をみて行くのを決めたのに、着いてみれば空は雲100%。

でもファントムが撮れるのも残りわずか。気を取り直してスポットへ

 

しばらくするとLEGACYがrequest taxi。フォーメーションと聞こえたので並んで離陸するんだなぁと思っていたら、スペマ2機でした

 

分厚い雲のおかげで最初はノーマル機かと思いました。あー雲が憎たらしい…

 

この後はF-2のAGGミッションがあったりしましたが、省略します。(D850だと写真のリサイズしないとアップロードできなくてやや面倒)

そららで昼ご飯を食べていたらまたLEGACYがrequest taxi。もう間に合わないので食べ終わってからアラハン前へ移動。そもそも曇ってたのでげんなりしてたのもありますけど…

 

移動後少ししてからオーバーヘッドアプローチ。タッチアンドゴー1回なので撮影チャンスは2度。何しろ光量が少ないので、シャッタースピードは遅めに設定することに。

青スペマはこの日が初撮影でした

 

2機ともD2。晴れてればなぁ…

この後はF-2撮ってからそららに戻ってヨーグルトを購入。あたりも暗くなってきたところで空港に戻ると、どうやらまだ飛ぶようだったのでポイントへ移動。

 

F-2A。不足膨張噴流によるダイヤモンドが見えます。編隊灯もついてますね。

これにて帰宅しました。晴れてる日に撮れることはあるのでしょうか


Z6で飛行機は撮れるのか 第5回

2020-11-06 19:07:07 | Z6

 

この企画も次の大幅なファームウェアアップデートが来るまでは休止しようかなと思います

Z6Ⅱが発売されたのにネチネチとZ6について語っても、仕方ないですからね…

 

先に結論から言おうと思います。

 

Z6で戦闘機を撮るのは難しい

まぁ分かってはいたことですけど、自分の腕では難しいというのが正直なところです。ではどこが向かないのか考えてみます

 

・連射時のファインダー像

これはZ6Ⅱで改善されているわけですが、高速連写(秒5.5コマ)でもワンテンポ遅れた画像が表示されるので、追いかけながらの撮影は難しいです。この辺りはやっぱりレフ機の方がいいなと強く思ったところです。最初の1コマで決められる自信がある方はノープロブレムでしょうけど、そんな自信はこれっぽっちもありません。因みにバッファがフルになって連射が止まった経験はありません。

 

・AFの精度

千歳基地の回でも書きましたが、逆光のF-15はかなり迷いました。そもそも逆光じゃいい絵にならないだろとも思いますが、順光時でもそれだけ信頼性が低いことになります。実際ダイナミックAFで順光のT-4から外れたことが何度かあります。ダイナミックAFも9点?の組み合わせしかなく、使い勝手も良くないです。オートエリアも背景にピントが持っていかれることがありました。

 

・グリップ感

個人的にはD500くらいのグリップ感の方が超望遠レンズとの相性はいいと感じました。

 

こんなところでしょうか。グリップ感以外はファームウェア次第で改善されるはずですが、公開してくれるのでしょうか。因みにEOS Rは7月以降新しいファームウェアは公開されていません…。ワイドエリア内の瞳AFはデュアルプロセッサの恩恵が大きくZ6には搭載できないなんて記事がありましたが、少なくとも動体追尾性能向上はしてほしいところです

 

では、百里基地で撮影した写真です。

オートエリアで撮影したT-4。ゴーヨンに1.4倍テレコンです。 AFが迷うことはありませんでした。

 

F-2B。連射するとどうしてもフレームの安定性は下がります。腕の問題でもありますけど…

 

F-2のお腹

 

F-2Bとドラッグシュート。こちらは556との組み合わせ。脚立は持っていなかったのでフェンスの上にカメラを持ち上げて撮影。ファインダーを覗けない状況でも像面位相差AFとチルト液晶のおかげでピントはすぐ合ってくれました。

 

もちろんZ6のいいところもあるわけで、EVFのおかげで露出の失敗が少なかったり、スローシャッター時の手振れ補正の効き具合であったり。ただそれを活かせる機会が私の場合少なく、現状Z6の苦手な被写体を撮っているのでこのような記事内容になっています。400mmや600mmのレンズもロードマップに記載されたので、動きものが得意なカメラの開発に目途が立ったのだと思います。その機種の発表されたとき「これは買うしかないな」と言えることを楽しみにしています。がんばれニコン

 

では