メジャーアスリートが引退に（涙）

木曜日にＧＩＴＣ１期生の愛馬メジャーアスリートの引退が発表されました。


◆メジャーアスリート（スプリンターキャットの０９　父：ダイワメジャー）


（写真は最終戦のパドックでのもの。　ＧＩＴＣ公式より。）

美浦：　高木豊厩舎　→　川崎：　山崎尋美厩舎

生涯獲得賞金：　６４１９万円＜内地方　１５４５万円＞（募集総額２０００万円）
通算成績：　3-5-1-4-1-17＜内地方　0-2-1-2-0-3＞　

主な戦績：　斑鳩Ｓ（準ＯＰ）優勝、全日本２歳優駿（ＪｐｎＩ）２着、橘Ｓ（ＯＰ）２着


ＧＩＴＣ１期生として募集されたメジャーアスリートは、２歳の７月、中山でデビューして２着。
４戦目のダート変わりを当時の２歳レコードで快勝すると、続く昇級戦も連勝。
暮れの川崎の大一番、全日本２歳優駿（ＪｐｎＩ）にも出走し、惜しくも２着。
２歳シーズンをほぼ最高に近い形で締め括り、将来の活躍を夢見させてくれました。
３歳時には芝に戻った橘Ｓ（ＯＰ）で２着し、ＮＨＫマイルＣにも出走。
直線での不利もあり、結果は１５着と惨敗でしたが、ＧＩの舞台に連れて行ってくれました。
３歳時は勝ち星があげられず、もどかしいレースが続きましたが、浜中騎手とのコンビで
出走した奥多摩Ｓで４着ながら上がり32.7秒を記録。
噂の「高性能エンジン」に火が点いた瞬間でした。
そのままコンビ続行で臨んだ４歳初戦の斑鳩Ｓで最速の上がりで差し切り優勝！
嬉しいＯＰ入りを決めてくれました。
ＯＰで３戦し、７着→１３着→１５着と振るわなかったものの、
クラス編成で準ＯＰに降級すればまた活躍できる！　そう信じていたのですが…。
その後降級して６戦しても結果が出なかったメジャーは、全日本２歳優駿２着の実績を買われ、
川崎の山崎尋美厩舎へ転出することになりました。
そこで７戦しても結果が出ず、着順を落とすばかりとなり、今回の引退の決断となりました。

私はうっすらと「引退」の可能性を感じつつも、まだ愛馬のメジャーを応援したい、
その気持ちが強くて、気がつかない振りをしていました。
地方転出したのですから、せめて１回でも先頭でゴールするメジャーが見たかったです。

引退を発表するクラブの公式のコメントです。


2015/5/14　小向調教場
レース後は背腰に若干の疲れがあるものの、脚元は異常ありません。
ただ、ここ3戦は勝ち負けに加わることができないどころか掲示板も外すなど、
往年の勢いはもはや感じられないというのが実状です。
全日本2歳優駿2着時の川崎競馬場で、
なんとか輝きを取り戻そうと努力を重ねてまいりましたが、
引き続き出走を重ねたとしても苦戦を強いられる可能性が高く、
このままでは維持費出資金等の会員様のご負担ばかりが大きくなってしまうことから、
山崎尋美調教師をはじめ関係者間で協議を行った結果、残念ではございますが、
前走を最後に現役を引退するとの結論に達しました。
久々の勝利を心待ちにされていた会員の皆さまにおかれましては、
まことに残念なことと存じますが、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。
今回の引退に関しての詳細につきましては、書面にてお送りいたします。
なお、本馬は引退後に地方競馬への売却を予定しており、
来週5月21日(木)に実施される「サラブレッドオークション」に出品することとなりました。
この「サラブレッドオークション」に関する詳細は、すでにホームページ・メンバーズオンリー内の
「クラブからのお知らせ」でもお伝えしておりますが、引退通知の書面にも同封させていただきます。


本音を言えば、川崎じゃなくて大井に転出していたら、また違ったのではないか、
そういう気持ちがない訳ではありません。
御神本騎手が不祥事で廃業となり、メジャーに乗れなくなったことも不運でした。

それでも、２歳から６歳まで３１戦も大過なく走ってくれたメジャーアスリートには感謝しかありません。
ファンドは解散しても地方で現役を続行するようなので、出来る限り応援したいと思います。

メジャーアスリート、今まで本当にお疲れ様でした。　心から「ありがとう」
これからもず～っと応援するからね。