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一口馬主生活の喜怒哀楽

シュテルングランツの引退に寄せて

2018-06-27 20:32:31 | メモリアル
昨日に引き続き、引退馬のメモリアル記事です。

グリーンの7歳牡馬、シュテルングランツが6月9日のアハルテケS
13着惨敗後、「引退」となりました。

元愛馬・シュテルンターラーの半弟で、3歳から7歳まで頑張ってくれました。
そんなシュテルングランツにありったけの感謝を贈りたいと思います。



シュテルングランツ(トゥースペシャルの11 父:ステイゴールド)


(写真は募集時のもの。 グリーン公式より)

生涯獲得賞金:8672万円(付加賞134万円)
募集総額: 3000万円
通算成績: 5-2-3-2-2-17 (全31戦)
主な戦績: BSイレブン賞大島特別北國新聞杯
所属厩舎: 栗東 須貝尚介厩舎 → 美浦 武藤善則厩舎


デビューは3歳2月の京都・芝2000mの新馬戦で8着後、軽度の骨折で休養へ。
5か月後の7月には復帰を果たすと、2戦目(通算3戦目)の中京・ダ1800m戦で
福永騎手を背に嬉しい初勝利
昇級戦を3着すると、9月の阪神ダ1800mで再度福永騎手を背に2勝目をあげ、
その勢いでまたも昇級の京都・北國新聞杯(ダ1800m)を連勝、嬉しい準OP入り。
さすがに準OPの壁は厚かったですが、降級すればまたすぐに勝ち上がれるだろうと、
甘い考えでいたのを覚えています。
それが4歳・5歳と惜しい競馬はあるものの2年以上勝ち上がれずに、待望の4勝目は
明け6歳の2月、東京の大島特別(ダ1400m)をルメール騎手を背に快勝!!
実に2年3ヶ月ぶりの4勝目をあげてくれました。
昇級戦の鎌倉Sは8着でしたが、ルメール騎手に手が戻ったBSイレブン賞
5勝目をあげ、6歳春にして嬉しいOP入りを果たしてくれました。

勝てそうで勝てない時期が長かった分、OPでの活躍を期待しましたが、
その後は2桁着順が続き、須貝厩舎から美浦の武藤厩舎へ転厩。
転厩後、4戦して結果が出ず、引退が決まりました。

心残りがあるとすれば、デビュー戦で一度だけ走った、芝のレースを試して欲しかったこと。
転厩すれば、色々工夫して貰えることが多いので、芝への挑戦もあるかと期待しましたが、
残念ながらダートの同じような条件をつかっただけで引退でした。

それでも、OP入りをして長く頑張ってくれました。
最後は不本意な成績の連続でしたが、パドックで見るシュテルングランツ
いつもピカピカの漆黒の馬体で、毎回、「今日は好走してくれるかも…」と
期待しちゃうほどでした。
本当にカッコいいサラブレッドだったと思います。


本来ならば勝利した時の写真を貼って引退の餞とするところですが、
グリーンのホームページでは写真は期待できず、何より私が記事を書くのが遅れる内に、
シュテルングランツのページそのものが削除されてしまいました。
カタログ写真だけでも保存しておいて良かったです。

なので、出資後、牧場見学時に撮影し、アップした写真を再掲したいと思います。
日高のブルーグラスファームで見学した時のものです。
先日、引退したレインオーバーや、レッドリヴェールなんかも同時に見学していて、
懐かしく想い出しました。





まだ幼いシュテルングランツが可愛い!


シュテルングランツ、今まで本当に頑張りました。  ありがとう。
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