なかなか記事を書けなかった、ケイティープライドの引退に寄せて、
メモリアル記事を書きたいと思います。
GITCの第2期生として、2歳から8歳まで長い間頑張ってくれたケイティープライドが、
6月9日の障害未勝利戦で悲しい最期を遂げました。
レースでは4コーナー手前まで2番手につけ、あとは直線で前を交わすだけ…
という感じでしたが、ダートコースへ出たところでバランスを崩し、競走中止。
右前球節脱臼で予後不良になりました。
TVを観ながら、ただ涙ばかりが溢れてきたあの瞬間を思い出すのは辛くて、
今日まで記事を書くのをためらってしまいました。
でも、最後は哀しい結末だったとしても、ケイティープライドに貰った
宝物のような記憶や喜びを忘れたくありませんから、感謝の気持ちを込めて
最後の記事を書きたいと思います。
◆ケイティープライド(ケイティーズギフトの10 父:ディープインパクト)
(写真は募集時のもの。 GITC公式より)
生涯獲得賞金:1億3897万円(付加賞102.4万円)
募集総額: 4000万円
通算成績: 5-5-4-6-5-19 (全44戦 内障害:0-0-0-2-0-1)
主な戦績: TVh賞、山陽特別、函館記念(GIII)2着、
チャレンジカップ(GIII)3着、小倉大賞典(GIII)4着
所属厩舎: 栗東 角田晃一厩舎
GIが発足したばかりの頃、秋の牧場見学でNF空港のスタッフさんから
ケイティーズギフトの10が第2期生の募集予定馬にいることを聞いた時から、
私の中で翌年のドラフト1位はこの仔と決めていました。
募集時は緩々の馬体で、見学ツアーで初めて見たケイティーは鼻先がピンクな、
お世辞にもハンサムとは言えない仔でしたが、そのブサ可愛な容姿にも一目惚れ!
無事に出資が叶った時は本当に嬉しかったです。
当時のブログでアップしたツアーで撮った写真を再掲します。
あどけない表情と立ち姿にハートを射抜かれました!
デビューは2歳の12月16日と決して早くはありませんでしたが、
阪神の芝・マイルの新馬戦を1.5倍の圧倒的な人気に応えて快勝!
レース後は『3歳クラシックに行けるかも!?』っと心が躍りましたが、
そこから2勝目をあげるまで9戦を要することになるとは…。
ディープでも珍しい晩生なケイティープライドでしたね~。
4歳3月の小倉の芝1800m戦をDバルジュー騎手を背に待望の2勝目をあげると、
続く阪神・芝マイルの昇級戦も連勝で飾り、準OP入り。
が、降級後、再度1000万下の山陽特別を勝つまでにまた10ヶ月かかるなど、
好不調の波が大きかった気がします。
再度準OPに昇級後は3戦で札幌のTVh賞を勝って、5歳の夏にして
待望のOP入りを果たしてくれました。
勝利はそのTVh賞が最後になりましたが、函館記念(GIII)で2着、
チャレンジC(GIII)で3着するなど、6歳世代は重賞戦線で活躍。
ハンデ戦で何度好走しても、軽ハンデ(52キロ)を貰えるケイティーは、
JRAのハンデキャッパーさんに愛されているのでは?などと思うほどでした。
が、7歳になると函館記念で5着こそすれ、良績を残すことが出来なくなり、
明けて8歳の小倉記念で9着後、陣営は障害転向の道を選びます。
障害レースは1戦目から3戦目まで全て1番人気に押されましたが、
結局、先頭でゴールを駆け抜けることは出来ませんでした。
障害で走るのは危険がつきものなので、本音を言えば入障には反対でした。
でも、物言えぬ一口の身ではどうしようもありませんから、
無事に…を祈りながら応援するしかありません。
結局、結果は最悪のものとなってしまいました。
2歳から8歳まで長い間頑張ってくれました。
今は空の上でのんびり過ごしてくれれば…と願います。
最後に、ケイティープライドが勝利したレースの写真を貼って、引退の餞といたします。
(写真は全てGITC公式より)
2012.12.16 阪神・2歳新馬・芝・外1600m(混)・川田・優勝
2014.03.01 小倉・4歳上500万・芝1800m(混)・Dバルジュー・優勝
2014.04.13 阪神・4歳上1000万・芝・外1600m(混)・蛯名・優勝
2015.02.28 阪神・山陽特別・芝・外1600m(混)・福永・優勝
2015.08.01 札幌・TVh賞・芝1800m(混)・福永・優勝
全5勝の内、3勝が阪神の外回りのマイル戦、残りの2勝が小倉と札幌の
小回り平坦の芝1800m戦と、得意の舞台が解り易かったケイティープライド。
できれば、幸せな余生を過ごして欲しかったけど、言ってもせんないこと。
ケイティープライド、今まで本当にありがとう。 ゆっくり休んで下さい。
メモリアル記事を書きたいと思います。
GITCの第2期生として、2歳から8歳まで長い間頑張ってくれたケイティープライドが、
6月9日の障害未勝利戦で悲しい最期を遂げました。
レースでは4コーナー手前まで2番手につけ、あとは直線で前を交わすだけ…
という感じでしたが、ダートコースへ出たところでバランスを崩し、競走中止。
右前球節脱臼で予後不良になりました。
TVを観ながら、ただ涙ばかりが溢れてきたあの瞬間を思い出すのは辛くて、
今日まで記事を書くのをためらってしまいました。
でも、最後は哀しい結末だったとしても、ケイティープライドに貰った
宝物のような記憶や喜びを忘れたくありませんから、感謝の気持ちを込めて
最後の記事を書きたいと思います。
◆ケイティープライド(ケイティーズギフトの10 父:ディープインパクト)
(写真は募集時のもの。 GITC公式より)
生涯獲得賞金:1億3897万円(付加賞102.4万円)
募集総額: 4000万円
通算成績: 5-5-4-6-5-19 (全44戦 内障害:0-0-0-2-0-1)
主な戦績: TVh賞、山陽特別、函館記念(GIII)2着、
チャレンジカップ(GIII)3着、小倉大賞典(GIII)4着
所属厩舎: 栗東 角田晃一厩舎
GIが発足したばかりの頃、秋の牧場見学でNF空港のスタッフさんから
ケイティーズギフトの10が第2期生の募集予定馬にいることを聞いた時から、
私の中で翌年のドラフト1位はこの仔と決めていました。
募集時は緩々の馬体で、見学ツアーで初めて見たケイティーは鼻先がピンクな、
お世辞にもハンサムとは言えない仔でしたが、そのブサ可愛な容姿にも一目惚れ!
無事に出資が叶った時は本当に嬉しかったです。
当時のブログでアップしたツアーで撮った写真を再掲します。
あどけない表情と立ち姿にハートを射抜かれました!
デビューは2歳の12月16日と決して早くはありませんでしたが、
阪神の芝・マイルの新馬戦を1.5倍の圧倒的な人気に応えて快勝!
レース後は『3歳クラシックに行けるかも!?』っと心が躍りましたが、
そこから2勝目をあげるまで9戦を要することになるとは…。
ディープでも珍しい晩生なケイティープライドでしたね~。
4歳3月の小倉の芝1800m戦をDバルジュー騎手を背に待望の2勝目をあげると、
続く阪神・芝マイルの昇級戦も連勝で飾り、準OP入り。
が、降級後、再度1000万下の山陽特別を勝つまでにまた10ヶ月かかるなど、
好不調の波が大きかった気がします。
再度準OPに昇級後は3戦で札幌のTVh賞を勝って、5歳の夏にして
待望のOP入りを果たしてくれました。
勝利はそのTVh賞が最後になりましたが、函館記念(GIII)で2着、
チャレンジC(GIII)で3着するなど、6歳世代は重賞戦線で活躍。
ハンデ戦で何度好走しても、軽ハンデ(52キロ)を貰えるケイティーは、
JRAのハンデキャッパーさんに愛されているのでは?などと思うほどでした。
が、7歳になると函館記念で5着こそすれ、良績を残すことが出来なくなり、
明けて8歳の小倉記念で9着後、陣営は障害転向の道を選びます。
障害レースは1戦目から3戦目まで全て1番人気に押されましたが、
結局、先頭でゴールを駆け抜けることは出来ませんでした。
障害で走るのは危険がつきものなので、本音を言えば入障には反対でした。
でも、物言えぬ一口の身ではどうしようもありませんから、
無事に…を祈りながら応援するしかありません。
結局、結果は最悪のものとなってしまいました。
2歳から8歳まで長い間頑張ってくれました。
今は空の上でのんびり過ごしてくれれば…と願います。
最後に、ケイティープライドが勝利したレースの写真を貼って、引退の餞といたします。
(写真は全てGITC公式より)
2012.12.16 阪神・2歳新馬・芝・外1600m(混)・川田・優勝
2014.03.01 小倉・4歳上500万・芝1800m(混)・Dバルジュー・優勝
2014.04.13 阪神・4歳上1000万・芝・外1600m(混)・蛯名・優勝
2015.02.28 阪神・山陽特別・芝・外1600m(混)・福永・優勝
2015.08.01 札幌・TVh賞・芝1800m(混)・福永・優勝
全5勝の内、3勝が阪神の外回りのマイル戦、残りの2勝が小倉と札幌の
小回り平坦の芝1800m戦と、得意の舞台が解り易かったケイティープライド。
できれば、幸せな余生を過ごして欲しかったけど、言ってもせんないこと。
ケイティープライド、今まで本当にありがとう。 ゆっくり休んで下さい。
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