日曜・小倉・芝1800ｍの新馬戦

３歳の新馬戦が残り少なくなってきました。
レースが組まれているのは２月２１日までの第１回東京と第１回阪神、
そして今開催されている第１回小倉までなので、残すところ僅かです。

そして、この「３歳新馬戦」は来年以降施行されませんので、正真正銘、
ラストの３歳新馬戦となります。

具体的には中山であと３レース、東京で１０レース、中京で７レース、
阪神で４レース、小倉で３レースの合計２７レースだけです。
デビュー出来ていない３歳馬はまだまだ沢山いますから、この少ない
新馬戦の席を椅子取りゲームに参加するように奪い合うしかありません。

まっく☆ほーぷ厩舎の愛馬でまだデビュー出来ていない３歳馬は１０頭。
恐らく、何頭かは既走馬相手に未勝利戦でのデビューとなるでしょう。


私たちが一口を始めた頃は今とは全く制度が違っていました。
新馬戦は同じ開催の新馬戦なら何戦でも使えました。
まずは開催の初めの頃の新馬戦でデビューし、終わりの頃の新馬戦に
出走して勝つ！なんてことは当たり前で、この２戦目の新馬戦を
「折り返しの新馬戦」などと呼んでおりましたね～。（遠い目・笑）

夏開催の前には必ず本賞金の額が半減され、それぞれが降級出来たので、
上のクラスで通用しなくてもまた、活躍することが出来ました。
なので、全ての愛馬の勝利を心から喜ぶことが出来ました。
下手にクラスが上がって全く通用しなくても、再度、
下のクラスを走れることがわかっていたのですから。

それが「降級は一度だけ」となり、結局、降級制度そのものがなくなりました。
なので、力が足りているか不安に思う愛馬が条件戦を勝った時、
心から喜べない時があります。
「上で全く通用しなかったら？？　ここで勝ってしまって本当に大丈夫？？」
と心配するわけです。
愛馬の勝利を素直に喜べないなんて、自分でも自己嫌悪ですよね。
でもこれが偽らざる心境です。
そして、予感的中、全く通用しなくなった愛馬は早々に進退協議がなされ、
障害に転向したり、ファンドを解散して地方へ移ったりするのです。

年々、（一口馬主を含む）馬主に厳しい制度に変わってきているわけです。
っと、書いていて気付きましたが話が大きく脱線してしまいました。
制度についての不満をここでいくら言ってもどうにもなりませんし、
今は３歳新馬戦の話がしたかったのでした。（苦笑）

まだデビュー出来ていない愛馬達の中で、ようやく態勢が整い、
デビュー予定が決まった４頭が、１月２４日の小倉５Ｒ・芝1800ｍ戦に
こぞって出走を希望しています。

具体的には下記の４頭（５０音順）。

◆アレトゥーザ（キャロット）・富田暁騎手
◆ベルンハルト（シルク）・団野大成騎手
◆リバースレー（シルク）・吉田隼人騎手
◆ルージュアリュール（東サラ）・浜中俊

皆、騎手を押さえての出走表明なので、本気なんだと思います。
もしかしたら１頭も出走出来ないかもしれませんが、４頭ガチンコもあり得ます。
一度しか出走できない新馬戦ですし、できるだけガチンコは避けたいのですが、
上でも書いた通り、新馬戦そのものが残り僅かなのでガチンコもやむをえません。
最終的に他へ回る仔も出てくるかもしれませんが、木曜日の出走確定を
ドキドキしながら待ちたいと思います。