ジェラルド 今週、デビューします♪

キャロット２歳愛馬ジェラルドが、
満を持して今週、日曜日にデビュー戦を迎えます。


ジェラルド（父：アグネスタキオン　栗東：友道厩舎所属）



（写真はＮＦ早来の坂路を上るジェラルド。　キャロットクラブより拝借。）


９月の１６日に友道厩舎に入厩すると、ここまでじっくり調整され、
ようやく１２月の阪神開幕週で、鞍上岩田でデビューとなりました。

実はゲート試験合格に手間取り、合格したのは１０月２８日。
入厩してから１ヵ月半も時間が掛かりました。
なかなか前進しないジェラルドを根気良く教えてくれた
平間助手には本当に頭が下がります。


今週号の競馬ブック「注目新馬紹介」のコーナーに、
愛馬アロヒラニと一緒にカラー写真付で記事が。

以下、競馬ブックの転載です。

＜初戦から楽しみ＞
「毛色は同じだけど、気性の激しいところがあるし、
半兄のアドマイヤジュピタとはあまり似ていない。
ただ、なかなかいい雰囲気を持っている馬。
１週前の追い切りでジョッキーに乗ってもらったから、
あのひと追いで変わってくるはず。初戦から楽しみ。」と師。
デビュー戦は２日目の芝2000ｍ。岩田騎手で予定。４８０キロ。



また、週刊ギャロップの１０月１６日号の袋綴じ部分に、
ジェラルドの特集記事が半ページ載っており、
アップする機会をのがしていましたので、
デビューを機に、備忘録的にここにアップしたいと思います。

以下、週刊ギャロップ記事の転載です。


関西エイトＴＭ鈴木由希子　馬見る力

高い心肺機能が２歳馬離れの体をつくる
クラシックを意識させる雄大な走り

ジェラルド　牡　栗毛　栗東／とも道康夫厩舎
父アグネスタキオン　母ジェイズジュエリー（母の父リアルシャダイ）

６歳上に春の天皇賞馬アドマイヤジュピタ、
叔母にクイーンＳ勝ちのプロモーションがいる活力のある血統。
父アグネスタキオンは来年の２歳がラストクロップになるので、
貴重な産駒となります。
ジェラルドは９月半ばに入厩。
普段の坂路を軽めに上がるときでも背中や関節の柔らかさが目立ちます。
体力のない２歳馬は、最初は前脚の回転を一生懸命に上げて
スピードを出そうとしますが、心肺機能の高い馬は手先の回転ではなく
肩関節や股関節の可動域を広げて加速するので、ストライドが伸び、
筋肉のバランスも整ってきます。
担当の平間淳一調教助手は
「入ってきたときが４８０～４９０キロぐらい。
全体にまだ緩い感じはありますが、バランスの整った馬です。
牧場の人から聞いていた通りで、
本当に背中が柔らかく跳びが大きいですね。
坂路で普通のところを乗ろうとすると、引っ張りきれないぐらいです。
胴に詰まった感じがなく、いかにもクラシックディスタンス向きのタイプ。
ただ顔つきがまだ幼くて、ゲートでも駐立が悪いので、
じっくり進めている段階。
自己主張が強いので馬の成長に合わせて育てていく方針です」とコメント。
洗い場でも目がクリクリした幼い表情でしたが、
少し狭窄気味だった蹄の形状は既に整えられ、
なだらかな肩のラインに加え臀部のボリュームも良好。
寒い時期になっても柔軟性に富んだ体なので心配はないはずです。


この記事の下に写真に解説付き。



◆目がクリクリとして丸く幼い顔つき
◆柔軟な背中
◆ボリューム感のある臀部
◆なだらかな肩甲骨のライン
◆腕節から下は軽くてコンパクト



実は、以前にグレープブランデーもこのコーナーに載りました。

グレープはその後、重賞勝ち馬となったので、
ジェラルドにも期待がかかります。

まずはデビュー戦でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、
楽しみに応援したいと思います！