ムーンフライト ＪＲＡに返り咲き

水曜日、大井の千鳥ヶ淵賞に出走して４着だったムーンフライトですが、無事にＪＲＡに復帰と相成りました。




（写真は最終戦のパドックにて。　社台ＲＨより。）


レース後の公式は、


2014/10/22　大井競馬場

10月22日(水)大井９R・Ｃ１Ｃ２選抜馬・距離1600m戦へ55kg矢野騎手で出走しました。
馬体重はプラス5kgの495kg、馬体をふっくらと見せて張り艶も良化し、前走時を上回る気配でした。
単勝は2.3倍の1番人気。レースでは五分のスタートから先行馬を先に行かせて、手綱をお抑えて
5番手からの競馬になりました。道中は折り合いに専念して脚をためていき、4コーナー手前から
仕掛けられると、直線では馬場の真ん中へ持ち出して追われましたが、伸びを欠いてしまい
0.9秒差の1分44秒2の４着に敗退しています。
矢野騎手からは「レース前から勝ち馬が相手だと思って、マークしていきました。折り合いが
ついて良い手応えだったのですが、4コーナー手前で仕掛けた時にノメってバランスを崩して
しまいました。故障したかと思うくらいだったので、直線は無理をしませんでした。レース後、
走りに問題はなくホっとしています。大井で最後のレースを勝てずに申し訳ありませんでした。
本質的には芝向きの馬ですし、2000m前後なら力を発揮できると思います。」と、
蛯名調教師からは「一戦毎に状態が良くなっています。Ｃ１クラスとの混合戦でしたが、
互角以上の内容で走ってくれたので中央の500万下でも十分通用するでしょう。矢野騎手からの
指摘もありましたが、せっかく競馬を教えたので1600m以上のレースを使ってくださいね。
応援しています。」とのコメントがありました。


2014/10/24　セグチＲＳイバラキ

レース後かわりありません。古馬相手の今回のレースでも１番人気に支持されましたが、
課題を残す形での４着に終わり、３連勝とはなりませんでした。ただ、矢野騎手から
「本質的には芝向き」と、また蛯名調教師からは「中央の500万下でもじゅうぶん通用する」
とのコメントがあり、またすでにＪＲＡへの再転入の条件である「３歳の間に２勝」を
満たしていることから、今後のさらなる成長に期待して、このタイミングでＪＲＡへの再転入を
決定しました。本日、10/24(金)に外厩のセグチレーシングステーブルに放牧に出し、
様子をみて山元トレーニングセンターまで移動する予定です。まずは放牧先で連戦の疲れの
回復にあたりながら、今後の方針を決めていくことにします。


ということです。

蛯名先生、矢野騎手、その他、厩舎スタッフの皆さま、本当にお世話になりました。

無事にＪＲＡに返り咲いたムーンフライトは、今度はＪＲＡでの初勝利を目指して頑張って欲しいです。