サンデーR・6歳牝馬のリープオブフェイスの引退が発表されました。
(写真は土曜日のパドック時のもの。 サンデーRより)
土曜日の4歳上1000万・ダ1800m(牝)で5着した後、
公式で正式にアナウンスがありました。
もともと、権利を取れなければ「引退」と覚悟していましたし、
引退レースの前のレースも、「最後になるかも」と現地応援できたので、
リープの引退に関しては、ショックとかそういうのはありません。
無事に、競走生活を終え、新しい舞台へ旅立てて良かったと、
安堵の気持ちで送り出すことができます。
土曜日のレース後の公式コメントは、
2013/2/23 美浦TC
2月23日(土)中山・ダート1800m牝馬限定戦に55kg横山典弘騎手で出走して
勝ち馬から0秒9差の5着、馬体重は前走から4㎏増の484㎏でした。
スタート直後から鞍上が手綱をしごき、積極的なレースを試みました。
道中は先行集団のすぐ後ろでレースを進めました。
勝負所で徐々に外へと進路を向けると、直線ではしっかりと脚を伸ばしてきました。
直線半ばから少し脚は鈍ったものの、見事に5着入着を果たしてくれました。
レース後、横山典弘騎手は「前めでスムーズな競馬ができましたが、
終いはジリジリとした脚になってしまいました」とのことで、新開調教師からは
「良かった時に比べると終いの切れ味が鈍るようになってしまいました。
少し馬も硬くなっているようです」とのコメントがありました。
本馬の硬さを解消し、良い状態でレースを使うためには放牧に出す必要がありますが、
本馬の現役生活は最長で3月末までのため、立て直す時間がありません。
そのため現役を続けるにはこのまま続戦するという選択肢しかありませんが、
今日以上の状態でレースに使うことは難しいと思われ、
ただ使うだけといった内容に終わってしまう可能性が極めて高いものと思われます。
そこで、新開調教師とも協議した結果、ここを限界と判断し、
本馬を引退、繁殖入りさせることにしました。
会員の皆様には残念なことと存じますが、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。
なお、新開調教師から本馬に向けて、「本当に最後まで頑張ってくれました。
開業して間もない段階から苦楽を共にしてきた本馬は忘れられない馬です。
いい仔を産んで欲しいですね」とのメッセージがありました。
生涯成績 22戦3勝(3-2-1-1-4-11)
獲得賞金 3,816万円(付加賞除く)
リープオブフェイスは栗東の池江泰寿厩舎所属馬として2歳の11月、
京都の芝1600mの新馬戦を牡馬相手に直線一気の差し切りがちで、
嬉しいデビュー勝ちを飾りました。
3歳時には1勝馬ながら桜花賞トライアル・アネモネSにも出走しましたが、
ギンザボナンザの9着と力不足は否めず、OP馬を多数抱える厩舎では、
以降、順調にレースに出走することすらできず、3歳時を半ば棒に振ることに。
3歳時はわずか3戦を消化したのみにとどまりました。
4歳になると、池江郎厩舎の解散に伴って多数のOP馬が厩舎の所属となり、
クラブもリープの競走生活を案じて下さり、
開業したばかりの美浦・新開厩舎に転厩となりました。
転厩緒戦の500万クラスを快勝すると、昇級戦でも5着と頑張り、
再度降級しての500万クラスを快勝、その後、1000万条件でも、
惜しい2着・3着がありましたが、勝ち星は上げられませんでした。
4歳の秋頃に比べて、5歳時は明らかにパフォーマンスが落ち、
それでも堅実に、掲示板付近には頑張って来てくれる、孝行娘のリープ。
新開先生は本当に良く調整して下さいました。 感謝しています。
今後は故郷の追分ファームに帰って、お母さんになります。
6歳になって、寿引退を迎えることがどんなに大変なことか、
一口をされている方なら分かっていただけるはずです。
同期の3人娘だったシュテルンターラー・オレンジティアラは5歳時に引退。
この時期まで大過なく、堅実に走り続け、競走生活を全うしてくれた
リープオブフェイスを私は誇らしく思っています。
3歳時を棒に振らなければ、もっと上まで行けた筈という残念な気持ちもあります。
が、これがこの仔が持っていた「運」なのでしょう。
母父サンデーサイレンス、父クロフネの血統構成ですので、
サンデー直仔は無理ですが、弟のソロルの活躍を見ていると、
交配相手はシンボリクリスエスなんか、良さそうな気がします。(笑)
どこかのクラブで子供が募集され、出資できたら嬉しいですね。
リープオブフェイス、今まで本当に良く頑張りました。
まずはゆっくり疲れを癒して、良いお母さんになって下さいね。
たくさんの感動をありがとう!
(写真は土曜日のパドック時のもの。 サンデーRより)
土曜日の4歳上1000万・ダ1800m(牝)で5着した後、
公式で正式にアナウンスがありました。
もともと、権利を取れなければ「引退」と覚悟していましたし、
引退レースの前のレースも、「最後になるかも」と現地応援できたので、
リープの引退に関しては、ショックとかそういうのはありません。
無事に、競走生活を終え、新しい舞台へ旅立てて良かったと、
安堵の気持ちで送り出すことができます。
土曜日のレース後の公式コメントは、
2013/2/23 美浦TC
2月23日(土)中山・ダート1800m牝馬限定戦に55kg横山典弘騎手で出走して
勝ち馬から0秒9差の5着、馬体重は前走から4㎏増の484㎏でした。
スタート直後から鞍上が手綱をしごき、積極的なレースを試みました。
道中は先行集団のすぐ後ろでレースを進めました。
勝負所で徐々に外へと進路を向けると、直線ではしっかりと脚を伸ばしてきました。
直線半ばから少し脚は鈍ったものの、見事に5着入着を果たしてくれました。
レース後、横山典弘騎手は「前めでスムーズな競馬ができましたが、
終いはジリジリとした脚になってしまいました」とのことで、新開調教師からは
「良かった時に比べると終いの切れ味が鈍るようになってしまいました。
少し馬も硬くなっているようです」とのコメントがありました。
本馬の硬さを解消し、良い状態でレースを使うためには放牧に出す必要がありますが、
本馬の現役生活は最長で3月末までのため、立て直す時間がありません。
そのため現役を続けるにはこのまま続戦するという選択肢しかありませんが、
今日以上の状態でレースに使うことは難しいと思われ、
ただ使うだけといった内容に終わってしまう可能性が極めて高いものと思われます。
そこで、新開調教師とも協議した結果、ここを限界と判断し、
本馬を引退、繁殖入りさせることにしました。
会員の皆様には残念なことと存じますが、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。
なお、新開調教師から本馬に向けて、「本当に最後まで頑張ってくれました。
開業して間もない段階から苦楽を共にしてきた本馬は忘れられない馬です。
いい仔を産んで欲しいですね」とのメッセージがありました。
生涯成績 22戦3勝(3-2-1-1-4-11)
獲得賞金 3,816万円(付加賞除く)
リープオブフェイスは栗東の池江泰寿厩舎所属馬として2歳の11月、
京都の芝1600mの新馬戦を牡馬相手に直線一気の差し切りがちで、
嬉しいデビュー勝ちを飾りました。
3歳時には1勝馬ながら桜花賞トライアル・アネモネSにも出走しましたが、
ギンザボナンザの9着と力不足は否めず、OP馬を多数抱える厩舎では、
以降、順調にレースに出走することすらできず、3歳時を半ば棒に振ることに。
3歳時はわずか3戦を消化したのみにとどまりました。
4歳になると、池江郎厩舎の解散に伴って多数のOP馬が厩舎の所属となり、
クラブもリープの競走生活を案じて下さり、
開業したばかりの美浦・新開厩舎に転厩となりました。
転厩緒戦の500万クラスを快勝すると、昇級戦でも5着と頑張り、
再度降級しての500万クラスを快勝、その後、1000万条件でも、
惜しい2着・3着がありましたが、勝ち星は上げられませんでした。
4歳の秋頃に比べて、5歳時は明らかにパフォーマンスが落ち、
それでも堅実に、掲示板付近には頑張って来てくれる、孝行娘のリープ。
新開先生は本当に良く調整して下さいました。 感謝しています。
今後は故郷の追分ファームに帰って、お母さんになります。
6歳になって、寿引退を迎えることがどんなに大変なことか、
一口をされている方なら分かっていただけるはずです。
同期の3人娘だったシュテルンターラー・オレンジティアラは5歳時に引退。
この時期まで大過なく、堅実に走り続け、競走生活を全うしてくれた
リープオブフェイスを私は誇らしく思っています。
3歳時を棒に振らなければ、もっと上まで行けた筈という残念な気持ちもあります。
が、これがこの仔が持っていた「運」なのでしょう。
母父サンデーサイレンス、父クロフネの血統構成ですので、
サンデー直仔は無理ですが、弟のソロルの活躍を見ていると、
交配相手はシンボリクリスエスなんか、良さそうな気がします。(笑)
どこかのクラブで子供が募集され、出資できたら嬉しいですね。
リープオブフェイス、今まで本当に良く頑張りました。
まずはゆっくり疲れを癒して、良いお母さんになって下さいね。
たくさんの感動をありがとう!
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