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一口馬主生活の喜怒哀楽

レッドグランザ 引退

2015-08-11 22:16:57 | メモリアル
レッドグランザの引退に寄せて、メモリアル記事を書きたいと思います。


レッドグランザ(リュウオーレディの09 父:キングカメハメハ)


(写真は最終戦となった大沼Sのパドック。 東サラ公式より

生涯獲得賞金: 7532万円(募集総額2000万円)
通算成績: 5-2-1-3-1-4

主な戦績: 上総S(準OP)、大津特別(1000万)2勝


募集時には馬体・歩様は良いものの、血統的なブラックタイプや、
生産牧場など、出資するのに躊躇させられました。
ですので、グランザに出資したのは募集開始後、10か月を過ぎた頃でした。

デビュー戦は2歳9月(11年)の札幌・芝1800mの新馬戦。
四位騎手を背に一番人気に押されるも、惜しくも2着。
その後はソエやら球節の浮腫みやら、脚元に不安が出て2戦目は翌12年の5月の東京。
中間、ファンタストの「ただ休ませるわけにもいかない」事件※で休養が長引き、
出資者一同が憤懣やる方なかったことも良く覚えています。
※球節に浮腫みが出て休養放牧に出たファンタストCで、
 「ただ休ませるわけにもいかない」と言って勝手に?乗り出し、
 球節の腫れを悪化させた事件のことデス。

3戦目で勝ち上がり、昇級後2戦するも善戦止まり。
その後、やはり球節がもやっとしてファンタストに放牧され、
正直、「また余計な事をやらかさないでしょうね?」っとヤキモキさせられましたねぇ。
13年、お正月競馬で復帰戦を2着すると、返す刀で嬉しい2勝目。
そのまま臨んだ大津特別を連勝で準OP入りし、前途洋々と思われた矢先、
一度目の「屈腱炎発症」。
1年5ヶ月の休養を経て14年の7月の函館で復帰、2戦するも勝てず休養。
15年のお正月競馬で4着→4着した後、2年前に制した大津特別で感動の復活勝利。
次走の中山・上総Sをまたしても連勝で決めて待望のOP入り。
次はマーチS(GIII)と発表され、どんなに楽しみにしていたことか…。

それが、1/2の確率で唯一頭の非当選除外馬。

この「運のなさ」がグランザの運命だったのでしょうか。

調整が狂った状態で、ブリリアントS、大沼Sと連戦するも掲示板にものれず、
立て直しに出たファンタストCで無念の屈腱炎再発、引退となりました。

能力は一級品でしたが、それを支える脚元がついていきませんでした。

グランザがあげてくれた全5勝のレース写真です。
ダート馬らしい迫力ある馬体・走りでしたね。


2012.05.27 3歳未勝利 優勝


2013.01.27 4歳上500万 優勝


2013.02.10 大津特別 優勝


2015.02.15 大津特別 優勝


2015.03.08 上総S 優勝


脚元に不安を抱えながら16戦して5勝をあげてくれたレッドグランザ。
OP入りしてからのちぐはぐさは残念でしたが、厩舎の方々はグランザを信じて、
勝利させようと頑張ってくれたと思います。  感謝しています。

レッドグランザ、今まで本当によく頑張りました。 
幸せな第二の馬生が残されていることを願ってやみません。 ありがとう。
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