旅と写真

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文化的歴史あるまち日本と世界

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●文化は、それが生み出す仕事や観光収入により、評価され始めた。

●同時に、国際貿易によって、文化的製品の地位の向上に焦点が当たるようになった。

●文化産業(書籍、レコード、オーディオ・ヴイジェアル製品)には大きな需要があった。

●文化的要素と実用的観点を結び付けたその他の製品やサービス(デザイン、ファッション、建築、工芸)は、付加価値の源として認識され、次第に創造産業の名の下に位置づけられた。


さまざまな県境が文化活動の重要性を証明した。


●イギリスにおけては、文化産業が総雇用の4.5%を創出していると考えられた(Pratt.1977)。

●アメリカ合衆国においては、その割合は2.4%と見積もられた(Scott.2000)。

●日本では、文化関連の雇用は、12分野、すなわち広告、建築および関連設備工事、骨頭品市場、○産業、デザイン、フイルム・ヴイデオ産業、オーディオ・ヴィジュアル製品、舞台芸術、出版、ソフトウェア、ラジオ・テレビ、芸術・文化組織を含む「創造産業」というより広範な概念に統合された。2001年、この分野の雇用は17万6,000以上の事業所からなり、1,900万人を超えていた。

これは、この年の雇用年数のほぼ3.1%にあたった。加えて、この分野は、1996年から2001年の間に7.9%の成長を示し、一方、他の産業は同時期にマイナス7.8%の雇用の落ち込みに見舞割れた(Yoshimoto.2004)。


*EU加盟国の最初の調査は、労働力人口の2%が文化活動に従事していると積算した(Greffe.1999年)。しかし、2回目の調査は、伝統的な文化の概念にデジタル文化を加えたことによって、その割合は7%にまで押し上げられた(Economix.2002)。

*その調査では、文化遺産が創造経済に及ぼす影響力が強調された。たとえばフランスでは、文化遺産の開発に関連した雇用は、労働力人口の0.4%を占める一方、文化遺産資源を創造的資源に変換することに関わる雇用は、ほぼ3%であったことが示された(Greffe et Pflieger.2003a)。




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