今回の旅で外さなかった広島。絶対原爆ドームを見るという意気込みがあったからです
宮島から広島までは距離にしても時間にしても1時間以内でつくのですが、広島市街地・・・特に原爆ドーム近くは激混みでした。まるで都内中心地です。
一度原爆ドームを通りすぎてから駐車場を探すのですが、初見は「思ったより小さい」というものでした。この時まではまだ気持ちも観光気分でした
広島市街地は路面電車が走っていて、信号とか結構ドキドキしました
隣に停まってきたので急いで写真撮りました。赤だけ写るモードになっていてこれはこれでOKかと
なんとか狭い路地に入り込んで駐車場に停める事が出来ました
そしてちょっと歩くと
原爆ドーム
あの日、この場所で原子爆弾が炸裂。一瞬にして沢山の方々の命を奪い、まだ苦しんでいる方も多々いらっしゃいます
自分が広島、原爆などを意識したのは忘れもしない小学3年の夏。丁度引っ越しした時に東京で特集アニメ「はだしのゲン」を流していた時でした
アニメながらこんな事が起きていたのかと思い、恐怖でその日の夜はあまり寝れなかった記憶があります
自分の世代ならこの事をよく勉強していたと思うのですが、何ぶん勉強しただけであって実際の地に行く事が難しいと思います。今回車で頑張って行きましたけど、原爆勉強の為に関東地区から広島に行く事って難しいですよね
実際原爆ドームを目の前にして、やはり小さいなと思う一方、ぐにゃぐにゃに曲がった鉄骨などを見るとそれはそれは恐怖ですよ
そして原爆ドームを見る事によって、この辺り一帯全部消し飛んでいる、川は死体の山、助けを求めて歩く人々の風景が勉強していた事もあり一瞬にして頭に入ってきました。隣に大きな橋があるのですけど、当日は相当悲惨な事になっていたはずです
その原爆ドームをバックに写真撮影する方々が多いのですが、外国の方が多い事。そしてピースをして撮影する方も多い。修学旅行生も多かった。この風景を見て何を感じ、何を思うのですかね。とてもじゃないですがピースをして撮影なんて出来ません。犠牲になった方々にお祈りをする事しかできません。
原爆ドームを見た後に、平和記念館に行きました。勉強した資料なども出ているので復習を兼ねてという状態のつもりでしたけど・・・甘かったです。実際原爆が落とされて起こった事は地獄そのものです
ビックリしたのが入館料。なんと50円ですよ。別途300円で音声が出る装置をかしていただけるようになっていました
1Fから2Fに上がって別館に移動という感じだったのですが、2Fに上がるのがもう辛かったというか。2Fはほとんど遺品でした。何度も言いますが、原爆が炸裂した後は地獄です。犠牲になったのは一般市民です。海外の方も犠牲になってます。ひどいです
上の画像は「原爆の子」の像。「黒い雨」のおかげで白血病になってしまい、命を落とされるのです。有名な折り鶴の像ですね
修学旅行の方はこの像の下で、平和への宣言みたいなのをやっていらっしゃって、それを見ても~涙でしたね。どれだけ本気でどれだけ意味を理解しているかわかりませんけど、言っている事は正しかったので大人になってもそういう考えを持って生きて欲しいと思いました
というわけで、広島ではあまり写真を撮っていません。御巣鷹の時もそうですがとてもじゃないですが気楽にシャッターきれませんでした
今いる地点が原爆が炸裂した地そのもので多くの方が亡くなられてると考えたらもう申し訳ないというか祈る事しか出来ない自分がいました。辛いですね
平和記念館も素晴らしかったのですが、時折原子力の話から政治的な話のところもあったのが引っかかりました。ただ平和記念館は絶対見学した方がいいです。日本人なら原爆で何が起きたかは知っておくべしだと思います。過去の歴史に無関心になってはいけないです
という感じでちょっと考えてしまう部分が多かった広島
ここだけで一泊出来そうなくらい考えられるのですが、時間は過ぎて行くもので移動です。次の目的地は呉です
ドーン!実際活躍していた潜水艦を飾ってます。表紙の絵がそれですね
いきなり道路に出てくるのでビックリします。私は船の形が苦手なのですが勇気を持って近づきましたよ。不思議と潜水艦はまだ大丈夫っぽいですね(後ろのスクリュー近くを見なければ)
それよりも建造中の船がでかかったです。あれ空母みたいな形してましたけど何なのですかね??上が真っ平らでした
大和ミュージアムも行くべきだと思ったのですが、下調べで何となくひっかからなかったので潜水艦の中に入れる方に行きました。隣に建物があるのですがそれです
海上自衛隊の建物なのですが、どんどん上に上がっていってまさかの潜水艦にINですよ。当然ビビりの私はビビリMAX。前後に誰かいればいいのですが、いなかったのでほんと怖かったです
怖がっても戻れないので入ると、潜水艦の狭いこと・・・南極に行く船の中も入りましたけどさらに狭かったです。ベットなんて苦痛そのものじゃないんですかね
面白かったのが操縦室。当たり前ですがモニターはありません。指示に従い舵を操作するのですけど凄く違和感が
そして潜望鏡を覗かせてくれるのです。たまたま潜水艦が航行しているのが見えました。かっこよかった~
意外と時間を使ってしまったので、急いで宿がある倉敷へ行きます。まさかの渋滞だらけでした(笑)
泊まる宿。マジ駐車場どこにあるかわからない!!
そしてまさかの結婚式場。完全に場違いでした(笑)。でも水曜木曜限定プランなので安いのです
も~綺麗な事この上無い
全部ホテルの一部です。元紡績工場でそれをホテルに改装したらしいです
ここから倉敷美観地区へ行きます
丁度夕暮れ時というのがよかったです
これが裏通りみたいなところですかね
川があるところがも~本当に綺麗!
オシャレな外観の建物が多いです。多い上に綺麗!電線も余計に出ていないし、景観を保つ為に町ぐるみでやってるんだろうな~と勝手に想像してしまいます
ここのおじさんは大山の話をしていました。地元の人なのでしょうか
そして気づいたら相当近くにこれ。食事中だったみたいで触らせてくれませんでした
警戒心が強い鳥だと思ったのですが、ほんと手の届くところにいましたよ。こういうところに似合うな~
まるでタイムスリップした感じです
素晴らしい景色です
てくてく歩いていたら完全に道に迷って、足も痛くなってしまったところで地元の方に声かけられました
「どこいくの~!」
「おにぎりたべていきなさい~!」
いや~温かい。食事どころも紹介していただいて・・・出来たら食事食べさせてもらいたかったのですが(笑)
その食事は聞いた時ない「ままかり定食」
意味がわからなかったので、倉敷の人はノリがいいはず!と思って店員さんに絡みにいったら
「てんちょ~」
あ~ダメだ。コミュニケーションとれねぇ
とにかくままかり定食食べました。美味しかったですよ~~
ただ残念なのがしょうゆを付けて食べようとしたらしょうゆの中に勢いよく落下して、Tシャツにしょうゆがついてしまった事ですね(笑)
倉敷の人は温かく、町並みはずっとシャッターきっても飽きないしほんといいところだな~と思いました
という感じで心に感じる事が多い日でした
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