陸上自衛隊「日野基本射撃場」(岐阜市)で自衛官3人が銃撃されて死傷した事件を巡り、陸自守山駐屯地は7日、6日に再開された射撃訓練を中止した。隊員の1人が6日、報道陣に中指を立てるなど不適切行為があったことが理由。訓練を再び始めるめどは立っていないという。
射撃場を管理する陸自守山駐屯地(名古屋市)によると、不適切行為があったのは、第35普通科連隊に所属する20歳代の男性隊員。聞き取りに対し、「軽い気持ちでやった」と行為を認めているという。
同連隊長の松下竜朗1等陸佐は「報道機関の方々をはじめ、国民の皆様に不快な思いをさせてしまったことは、誠に遺憾で大変申し訳ない。再発防止のため、隊員への教育を徹底する」とコメントした。
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