☆自分気分☆

今の気分で思うがまま書いています。
テーマもなく迷走しています。

エルヴィス 主演男優賞!!

2023-01-11 21:29:44 | 映画


ゴールデングローブ賞でオースティン・バトラーが「エルヴィス」の素晴らしい演技が認められて、
主演男優賞を獲得しました。
作品は賛否両論ありましたが、彼の演技は作品否定派からも高い評価を得ていました。
冒頭はなんか違うな~って感じでしたが、話が進んで行くと「エルヴィス本人が出てる?」って
勘違いするほど。特にハリウッドの大きな看板の下でTVプロデューサーと話しをしているシーンは
まるでドキュメンタリーを見ているかのよう。
それとラストあたり、プリシラと車の中で話をするシーン。きっとこんな顔で話してたんだろうなって
思わされました。
きっと彼はオスカーもとるでしょうね。その価値は十分にあります。
まずはゴールデングローブ、受賞おめでとう!!
プレスリーファンとして、そしてこの映画のファンとして、とてもうれしいです!

「エルヴィス」ブルーレイが来ました!

2022-10-22 18:02:18 | 映画


10月18日に「エルヴィス」のブルーレイが届きました!
平日は仕事もあるので観ることができず、やっと今日鑑賞できました。
映画館の上映は字幕のみだったので、吹替で観てみました。
若いときは字幕を一瞬で頭の中で写真のように記憶して、
それを役者さんのセリフに頭の中で合わせていました。
でも年を重ねるにつれて、写真のように覚えることができなくなり、
役者さんがセリフを言ってる間、ずっと字幕を見るようになりました。
そういう意味では吹替はありがたい。でも洋画は役者さんの生の声を聞きたい気持ちも捨てがたい・・
字幕と吹替ではちょっと違った表現もあるし、そういう意味だったのかっていうシーンもありました。

家で観ているので細かいところもチェックもできます。
まだ1度しかみていないので、ストーリーを追う以外に色んな場面のチェックも出来るのが楽しみです。
これからは好きな時に好きなシーンだけを見ることもできます。

何度観ても死の数週間まえに撮られた「アンチエインド・メロディ」は泣かされます。
彼は本当に歌が好きで、その気持ちをファンに伝えたい。そのためだけの人生だったのかも知れません。

「エルヴィス」 明日への願いとキング牧師

2022-08-16 22:37:37 | 映画


今日8月16日はエルヴィス・プレスリーの命日です。
映画「エルヴィス」の上映は終わってしまいましたが、感想文はまだまだ書かせてもらいます。

この映画で初めて知ったことも多いのですが、「明日への願い」もそうです。
「明日への願い / If I can dream」を初めて聴いたのは、ベスト盤だったと思います。
その時、なぜこの曲だけ明らかに歌い方が違うのか気になりました。
私のお気に入りの曲「この胸のときめきを」のどこか甘い歌声とは違っていました。
気持ちが入っていると言うのか、ただただ力強い歌い方だったのです。

その理由がこの映画でわかりました。
68年のカムバック・スペシャルの収録中にR・ケネディ議員が暗殺され、
同じ年には公民権運動のキング牧師も暗殺されました。
そのキング牧師の有名なスピーチ「私には夢がある。それは、いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、
かつての奴隷の息子たちとかつての奴隷所有者の息子たちが、兄弟として同じテーブルにつくという夢である。」
スピーチ全文はもっと長いのですが、有名な箇所だけ引用させてもらいました。

R・ケネディ議員の暗殺についてコメントを出すべきと言うプロデューサーに対し、
政治には口出しするなと止めるパーカー大佐。その狭間で悩むエルヴィス。
そして自分には歌うことしか出来ないと、この「明日への願い」をカムバック・スペシャルの最後に歌うのです。
その歌声はメッセージやコメントを出すよりも説得力があり感動を呼びました。

だから初めて聴いてもなにか感じるものがあったのですね。
エルヴィスの凄さ・偉大さを改めて知りました。

 

4回目のエルヴィス

2022-07-24 21:50:32 | 映画


「エルヴィス」4回目を観てきました。
なぜか週末になると行きたくなるんですね~
でもそろそろ上映も終了するのでしょうか、どのシネコンも夕方からの上映ばかりです。
唯一午前中に上映している所をみつけ車をとばしました。

で今回もネタバレ満載です。

初めて見た時も2回目を見た時も勘違いしてたシーンがあって、
3回目を見た時に「こういうことなのかな?」って気が付いて、4回目で理解できました。
そのシーンは映画の後半、エルヴィスがツアーに出てる途中で意識を失うんですが、
氷水に顔をつけて、かろうじて意識を取り戻すのですが、そこに大佐が現れて
「その男に大切なのは、今日のステージに立つかどうかだ」と言い放つのです。
横にいた看護婦さんも「私の息子なら入院させます!」
エルヴィスのお父さんは「それは・・・ニック医師、処置を・・」
その次のシーンではエルヴィスはステージにあがってます。

この「処置」という言葉で私は入院させたと思ったのです。
瀕死の息子を見て入院させないはずがないと思い込んだのです。
入院してるシーンはなくて、すぐステージにあがってるシーンが続く。
おかしいな。話が続かないぞ。
「処置」というのはここで処置してステージに立たしてくれってことだったんですね。
お父さんも大佐には逆らわれないってことだったのです。
プリシラが家を出ていき、孤独な時に自分を助けてくれる人は誰もいない。
ステージにあっがて、観客のお酒を飲んで大佐の悪口を言ってクビを言い渡す。
やりきれない気持ちになるシーンです。

1回だけいっしょに観に行った家内にこのことを言うと
「すぐわかったよ。そこで処置をしてすぐにステージに上がったってことやろ?なんで分らんかったの?」
う~ん、みんなわかってたのか・・・

いろいろと再発見もできる映画です。週末になるとまた観に行きたくなるんでしょうね。

3度目のエルヴィス

2022-07-18 22:21:41 | 映画


今日は海の日。3連休の最終日です。
朝8時15分からの上映「エルヴィス」を観てきました。3回目です。
いつも行ってるイオンモールにある映画館(今はシネコンって言うんでしたっけ?)に行ってきました。
コロナ禍で遠出を避けてのか、トッップガンやキングダムを見に来たのかシネコンのロビーは人でいっぱい!
ネット予約の発券機も長蛇の列。
実は昨日も「キングダム」を見てきたのですが、その時に「エルヴィス」も発券したので今日はスムーズに入場できました。

さてさて今回はネタバレ満載で行きたいと思います。

まずオープニングの曲は全米1位にもなったヒット曲「Suspicious Mimds」。
Suspiciousは疑い深いとか ~を信じない、不審とかいう意味があります。
歌詞を訳すると「罠にはまったよ。そこから抜けられない。だってキミを愛してるから。」
恋愛の歌なのですがエルヴィスとパーカー大佐の関係にも似てます。
そんな関係の2人が映画の中心になります。
この曲ですがラスベガスのインターナショナルホテルでのコンサート中、
客席でホテルの支配人と大佐が今後の契約について話しているときにエルヴィスが歌っているのがこの曲なのです。
これからも疑ってる人の罠にはまってしまうのか・・

この映画の見どころは3ヶ所。
まずエルヴィスが初めて人前で歌うシーン。白人が黒人音楽を腰をくねらせながら歌い、絶叫する女性たち。
ロックが生まれた瞬間です。

2つ目はエルヴィスの歌い方を問題にした政府がコンサートを監視にくるんですが、
両親も大佐も、もちろん警察にも指一本動かすなと言われているのに、
エルヴィスの心のままに、いつものように歌ってしまいます。
会場は大混乱。エルヴィス自身も監獄か兵役かの選択を迫られます。
このシーンはロックが反逆のシンボルと言われた瞬間です。

そして3つ目は68年のカムバックスペシャルの最後の曲。
この番組の収録中にロバート・ケネディ議員が暗殺されます。
この年は公民権運動のキング牧師も暗殺されています。
番組のプロデューサーはプレスリーに声明をだしたほうがいいと言いますが、
大佐は政治に関係してはいけないとクリスマスソングを歌うように指示します。
エルヴィスは悩んだ末、新しい曲を作ります。
キング牧師の有名な演説「I have a Dream」に呼応するような曲「If I Can Dream」
己の信念を込めた曲を歌う姿は感動ものです。
私は前に「68カムバックスペシャル」を見たのですが、
この話は知らなかったので、改めて見ると涙がこみ上げてきます。

この3つ以外に私はラストのコンサートでピアノを弾きながら「アンチェインドメロディ」を歌うのですが、
立っているのも辛いのに、力強い歌声は心を揺さぶります。3回見て3回泣きました。

このシーン、オースティン・バトラーが特殊メイクしてるっていう人もいますが、よ~く見ると
前半はバトラーの特殊メイクなのですで、途中でエルヴィスの少年期の映像が入るのですが、
それから後はエルヴィス本人の映像です。ファンならわかると思いますがまず口が違う。
エルヴィスは口の開け方に特徴があります。ちょっと歪ませて開けるんですよね。
それと目。エルヴィスはとても優しい目をしています。
その優しさが大佐との関係を断ち切れなかった原因なのかも。

ファンとしては4回目も見に行きたい。ブルーレイも買って毎日見たいって思うくらい素晴らしい作品です。