国内2例目の認知症薬「ドナネマブ」(米製薬大手イーライ・リリー)了承と厚労省部会
アルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」エーザイとバイオジェン 2021年6月にFDAで承認
アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」エーザイとラース・ランフェルト 2023年1月6日にFDAで迅速承認 日本では2023年9月25日に承認されました
両者の主な違いは以下の通りです
レカネマブは、アミロイドβのプロトフィブリル(凝集前の段階)に結合し、これを除去することで病の進行を抑制します
アデュカヌマブは、アミロイドβの凝集体に結合し、これを除去することで効果を発揮します
尚、ランフェルトは、スウェーデンの北極圏に近い街ウメオで、遺伝性アルツハイマー病の一族を調査し、アミロイドβの過剰産出を引き起こす「Arctic Mutation(北極圏変異)」を発見しましたこの発見が、レカネマブの開発の基礎となりました
※ FDAは米国食品医薬品局
※ サンバイオの脳損傷治療薬「アクーゴ」条件付き承認取得 ( 7月31日)