日本は実質賃金3.8%低下、インフレ加速で8年6カ月ぶり大幅減=11月毎月勤労統計
ロイター編集 - 厚生労働省が6日公表した2022年11月の毎月勤労統計(速報)によると、実質賃金は前年比3.8%低下減少は8カ月連続。11月はボーナスの落ち込みや消費者物価指数が前年比4.5%上昇した。
値上げの動きが広がる中、物価の上昇ペースに賃金の伸びが追いつかない状況が明らかになった。
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毎月勤労統計で消費者物価指数は、携帯電話料金値下げの影響一巡で上昇率が3月の1,5%から4月に3%に大きく拡大した。以降、2%台後半から3%台半ばの範囲で推移し、10月は4,4%、11月は4,5%と上昇ピッチが加速している。
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