「き」の回。
いきなり本筋から外れますが、中学時代に百人一首にハマった時期がありまして。
所謂カルタ取り的な側面でも楽しみましたし、歌の意味をそれなりに把握して感じ入ったりしてました。
歌の意味を知ることによって、いくつかのお気に入りの句もできましたが、中でも今でも印象に残ってるのが、下記の２句。
君がため 惜しからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな
（藤原義孝）
君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ
（光孝天皇）
〔現代語訳〕※小倉山荘ホームページより引用
あなたのためなら、捨てても惜しくはないと思っていた命でさえ、
逢瀬を遂げた今となっては、（あなたと逢うために）できるだけ長くありたいと思うようになりました。
あなたにさしあげるため、春の野原に出かけて若菜を摘んでいる私の着物の袖に、
雪がしきりに降りかかってくる。
多分きっかけは、かるた取りのワザとして、「君がため」から始まる句は複数あるから「き」で勇むな、その次が「お」か「は」なのかで見極めよ、みたいなことを教わったところで印象に残したんだと思いますが、改めて歌の意味を知ったことでより一層印象に残ったように思っています。
「君がため」。あなたのために、から始まり、相手（想い人）への想いを歌うそれぞれの句。
でも、込められた想いの方向性がちょっと異なるというか。
前者は、相手を想うあまり、「自分が長生きしたい」という気持ちを、比較的ストレートに。
後者は、「相手に長生きしてほしい」という気持ちを、情景美に重ねて歌っている。
いいじゃないですか。
今回の収録を終えて落ち着いたときに、フトこの「君がため」というコトバが思い浮かび、あ～こっちをテーマにしておけば、我が番組にもう少し知性と古風さが添えられたかもな、、、と、小さく後悔しました。
まぁ、別に知性とか古風さを醸したいわけではないけど（強がり）。
というわけで、「キラキラ光る」でした。
モントリオール時代の我が家の裏の川（アマゾン川、ならぬ、セントローレンス川の写真、あったかなぁ？？？、と思って探してみたら、ありました。
↓
キラキラ、伝わりますでしょうか？？
こうやって見ると、「海みたいな感じ」という表現は、やはり少々大袈裟でしたね(笑)。
そして、仕事で（ほんのわずかだけ）関わったＳマップさん。
関わったことをきっかけにしっかりファンになりまして、時折りアルバムやシングルを買ってました。
ワタシ目線での名曲たちを、ご紹介。
【その①】ＭＩＪ（Made in Japan）（アルバム）
番組内でも触れました、中居さんの名曲・『トイレットペッパーマン』が収録されてます。中居さんのラップも素敵だし、歌詞も自虐的でサイコー。そして何より、「音」。テンポも含め、きっちりカッコいいロックです。
※ ユーモアをもって聴いていただく前提です(笑)。
あと、たまにいまでもどこかのテレビ局で流れてますが、『ススメ！』も、カッコよくて元気がもらえる曲です。
この歌詞を作詞されたという理由で、一時期多田琢さんのファンでした(笑)。
【その②】Dear Woman （シングル）
資生堂・「TSUBAKI」というシャンプーのＣＭで流れたときに、トキメキました。
『世界にひとつだけの花』にも通じるような、「キミという存在そのものが素晴らしいんだ」という感じの歌詞に、励まされたような気持ちになった方は少なくないと思います。
シングル盤のジャケ写が、「Dear ［ ］」となっているのも、素敵。ここに、Dearな誰かの名前を書いてプレゼントしましょ、ってことですよね。
ちなみに私はこの曲とこのジャケ写画像を使って、友人の結婚祝いの動画を作ってプレゼントしました。あと、別の友人に赤ちゃんが生まれたときにも、この曲をＢＧＭにして動画作りました。歌詞がいいから、絶対喜んでもらえますよ！
ちなみに今回調べて知ったんですが、この曲の歌詞は麻生哲郎さん。期せずして、TUGBOATさんの作品を選んでます（当時、大ファンだったの(笑)。）。
【その③】ＪＯＹ！（シングル）
これも、ハピネス全開な曲。ハピネスだし、ケセラセラだし(笑)。
ミュージックビデオがとても楽しげだったんですよねぇ。色んな色のジャケ写でリリースされて、それぞれ特典が違ったんです。
なので、ワタシもちゃっかり２色買ってました（うち１色は１０年経ちつつある現在も未開封(笑)）。
余談ですが、先日友人２名と何年もぶりにカラオケ行き、３時間歌い倒してまだ足りなかったです。
次回行ったときは、ＳＭＡＰさんたくさん歌おう(笑)。
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