なんてグローバルなんだぁぁ～(゜o゜)

今週は、我々の職場にソウルからイさんが来ていた。
若いお嬢さんだったけど、あちらでは副マネージャーらしい。

あ～そう言えば、部長だかのところにもアーミテージ元米国務副長官みたいな
ごっついオジサンも来ていて、イングリッシュが飛び交っていたなぁ～。

イさんは新しく作ったシステムを彼女らの使い勝手がいいようにカストマイズするため、
システム変更の打ち合わせに来ていたのだ。

私は関係ない。よかった。

が、お向かいの席でＰＣ前にして、あーでもない、こーでもないと
流暢な英語でずーーーーっとしゃべっていたから、
ずっと英語のヒアリングテストを受けているみたいだった。

こちらは英語が達者なモモちゃんと、「アイ・キャント・スピーク・イングリッシュ！」と
言い切っていたシステムの生みの親・みっちゃんが対応。
イさんが英語でしゃべるのをモモちゃんが通訳して、みっちゃんに伝える。
みっちゃんの日本語をモモちゃんが通訳して、イさんに伝える。

と言う構図だったのだが、みっちゃん・・・英語しゃべれん！と言っておきながら、
イさんの質問に対し、「あ、それはねぇ～」とか、「そうじゃなくってぇ～」とか、
すばやく反応していた。
いちばん苦労していたのはモモちゃんだろう。
みっちゃんの「ここに何ちゃらかんちゃらって入っているけどぉ～」は、
どう訳していたのだろう？？？

さて。
その時、まーじょさんは・・・と言うと、やはりソウルから届いたメールに
悪戦苦闘していたのだった。

対戦相手は、日本語のできるキムさん２と、その上司らしき
日本語はダメっぽいパクさん。

ソウルからひとりで出張に来たイさんを前にして、
「女性ひとりで出張！なんてカッコいいよねぇ～！
きれいな英語しゃべってるしさぁ～。」
「これぞ、グローバルで女性活躍推進企業って感じだよねぇ～（他人事）。
韓国は女性スタッフが多いらしいしぃ～。」
「そうそう、キムさんってだけでも１０人ぐらいは検索できるんだけど、
誰ひとり、まともに名前の読めるキムさんがいないんだよ！」
この我々のドメドメな日本語会話は、盛り上がっているお向かいさん達の
耳には届いていない。

って、しゃべっていたらだったのだ。

ホントにキムさんと言う苗字が多くて大変さ！
メールのＣＣに入っている中に、いつも優しいひと言を入れてくれる
日本で働いていた事のある日本語のできるキムさん１も入っており、
識別したくても名前が英語表記だと（漢字表記でも）、
読めないんだよねぇぇ～で苦労するのだ。
だから、キムさん達に日本語達者だから～と電話かけたくても、
フルネームで言わないとあかんから、かけられないのよぉぉ～。

で。日本語で送ってきてくれたキムさん２に日本語でお返事を送ったら、
「さっきのキムさんとのメールの補足なんだけど・・・」と
パクさん、どどどーーーーっとえっらい長文の英語メールを返信してきてくれた。

ごめんなさい・・・パクさん、意味が理解できません。で、ボスに転送。
しかし、最近じゃなく、いつも忙しいボスであるから、
「じゃぁ～パクさんはこう言ってるけど、キムさん２にはこう指示出してあげて」
とおっしゃるだけ。

日本語のできないパクさんのため、英語のできなひまーじょさんが
英語で返事書けってかぁぁ～だったのである。
ま、何とか通じてくれたみたいでキムさん２から了解！メールが来たけど。

ところで。
まーじょさんが韓国語を習っていた（過去形！）事はモモちゃんも知っていたから
「イさんと一緒にランチに行きましょう！」と言う話があったのよ。
しかし、イさんはまんまとアジア担当の男性に拉致されちゃったから
セーフ、セーフだった。

一応、「アンニョンハセヨ～」、「オソオセヨ～」、
「チョヌン まーじょイムニダ～」ぐらいは密かに練習していたんだけどね。
も～すっかり忘れちゃったわぁぁ～。

しかし、我々の習っていたのは旅行用であって、
普段の会話用ましてやビジネス用ではないから、困っちゃう訳。
ハングル辞めたとたん、コレだもの。
少なくとも電話で「ファ～ジャンシｒ オディエヨ～？」は使わないからね。

これは余談になるけれど。
うちの仕事で品川オフィスから遠征に来ているＭ氏。
昨日、そのＭ氏がロンドンのマツモトさんに電話をかけていた。
あいにくマツモトさんは不在で、Ｍさんも知っている彼のアシスタントさんが
電話に出てくれたらしい。

その電話に出てくれた彼だか彼女だかに向かって
「ドゥーユーノー松本引越センター？」なんてジョークをカマしていた。
電話の向こうでどう言う反応をしていたかは不明であるが、
おそらくフリーズしていたに違いない。
何気にそのジョークが耳に入ってしまった我々の方が大爆笑！
このくらい勇気を持ってしゃべらんと、自分のものにはなりませんわな。