私が通っているスポーツジムは、古いと言う事もあって、結構、高齢者が多い。
なので、倒れた、小競り合いだと、頻繁に救急車だの、パトカーだのが
来ているそうな。
この間、あいさつぐらいはするおばあちゃまがお風呂場で倒れて
救急車で運ばれたそうだ。
大事なく、今もジムでお会いするけれど、結局、検査する事になったらしい。
まぁ・・・私も若いとは言えない年になりましたし、
いつ何時、そう言う場面に遭遇するかわからないし。
その時、自分に何ができるだろう??
と思っていた時に、AED講習会のお知らせが届いたので、
応募してみました。
長年?ジムで鍛えているし、さんざっぱら、医療ドラマも観ているし。
お人形さん相手なら、胸部圧迫にはある程度、自信があったのですが・・・。
今の講習はすごいですね。採点されるの。
その前に、ちっちゃい座布団に顔がついているだけ、みたいなお人形さん相手に
予行練習します。
ココを押しなさい。的な印があって、そこをペコペコ押して、音が鳴ればOK。
(リズムは「森のくまさん」がいいそうですね。)
ちゃんと音が鳴るように押し続けるには、結構、体力がいる模様。
1分間に70回だったかな??
5センチぐらいへこむようにって、汗だくになりますよ。
それを踏まえ。
そう言う場面に出くわしたを想定して、マネキンさん相手に胸部圧迫をします。
人工呼吸の練習もできる、アレ。あのマネキンさんの登場。
意識確認、周りの安全確認、救急車の要請とAEDの準備のお願いをし、
服を脱がせて、胸部圧迫開始。そして、採点開始。
やはり、マネキンさんにもココ押しなさい。の印はあるのですが、
その辺押してるつもりなのに、「もっと左です。」「もっと左です。」
と連呼され・・・。
そして、AED到着。
そばに手伝ってくれる方がいれば、その方に胸部圧迫を変わってもらい、
AEDの用意をする。
金具とかで感電しちゃうので、服を脱がせ、2つあるパッドを指定の場所に貼り、
周りの安全確認し、そして通電!
新型のAEDですと、その後も通電が必要かどうか、判断してくれるそうな。
AEDの判断で、また通電が必要な場合は、もう1回と。
その間に救急車が到着すれば、救急隊員さんに何度通電したかを知らせ、
引き継ぐと。
一生懸命やったんですけどね。
自分の番になりますと、見本を見せてくれた隊員さんのようにはいきませんで。
一緒に受けた方の中には、100点満点出した方もいらっしゃったのに、
ワタシ、67点。
これじゃ~人を救うどころの騒ぎではないですね。
胸部圧迫だって、お人形さん相手だからできるようなもので、
生身の人間さまじゃできないわ。
力任せにやってアバラ折れたら、どうしよ~デス。
それに服を脱がせるとなるとね・・・。
こりゃ何度かやっておかないと、いざと言う時に動けませんわ。
チャンスがあれば、ブラッシュアップしていきたいです。
100点満点取れるように。
人命救助の資格を貰いました。その際、言われたのは「骨を折ることを恐れて死なせてしまうより命を繋げ。骨は折っても治せる。命は落としたらおしまいだから」と叩き込まれました。それくらいの力と覚悟を必要、ということかと。
今の時代ではコンプライアンス?やらであり得ない言動かも知れませんが、手順やリズムは今でもしっかり覚えてます。AEDに任せたい、とは思いますが(汗)
おおお~お若い時にすでに資格を取られていたんですね、ご立派!
はいはい。最後の質疑応答コーナーでそのような質問がありました。
講師の方も骨折は直せるが、命は戻らない。と。
でも、訴えられたらどうする?みたいな複雑な
質問が続き、善意の行為だから。で終わったのかな。
AEDだって、女性の場合は囲みがないと恥ずかしいじゃないですか。
やみくもにやれる行為じゃないなって。
勇気と自信持てないと、できないですよね。