音がつなぐ人と大地

北海道オホーツクを拠点に活動する
フルートとギターによるユニット「ホラネロ」が綴る
くらしと音楽。

ボカロを使ったSTEAM教育

2023-07-13 | HORANERO

ボカロを使ったSTEAM教育
    
少し前ですが授業をしに弟子屈高校にお伺いしました。
        
受け持ったのは
      
情報科情報Ⅰの「コミュニケーションと情報デザイン」
      
音楽ではないのです。
      
以前、留辺蘂高校の授業でボカロを使った事をお話しした所、弟子屈高校の校長先生に情報科情報Ⅰで出来る内容とアイデアだとお墨付きを頂き実現しました。
    
生徒さん達も面白がってくれて積極的に発言してくれて良い授業になったと思います。
    
現場の先生方ならではのひらめきでホラネロを地域で活用して頂けて有り難かったです!
     
この授業は
    
道教委のS-TEAM教育推進事業「STEAM」推進プロジェクト外部連携支援事業(学校活用型)
   
を活用して行われました。

弟子屈高等学校HP
http://www.teshikaga.hokkaido-c.ed.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=780&comment_flag=1&block_id=528#_528

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セロトニンリズムセラピー

2023-07-11 | HORANERO
音楽で地域に何か役立つ事は出来ないかと思い取った資格「セロトニントレーナー」
 
東邦大学名誉教授の有田秀穂先生の元で学びました。
 
ホラネロではその資格で学んだ知識を使い「セロトニンリズムセラピー」というプログラムを提供しています。
 
地域がら年配の方がたくさんいらっしゃるので介護教室や寿大学、老人ホームなどで催し喜んで頂いています。
 
セロトニンって何?
 
ざっくり言うと気持ちを安定させる物質で「幸せホルモン」と言われています。
このセロトニンが不足すると不安感を抱いたり、うつ、パニックを引き起こしたり攻撃的になったりします。
薬でも増やすことは出来ますが本来、人間には自分で作れる能力を持っている。
 
ならばそれを自分で増やすにはどうしたら良いか?増やすエクササイズをお手伝いするのが「セロトニントレーナー」なのです。
 
セロトニンを増やす方法としては
 
1)太陽の光を浴びる
2)コミュニケーションやスキンシップを取る
3)リズム運動
 
この中の3)に注目してリズムや呼吸のエクササイズを楽しく出来るプログラムを作りました!
 
そして先日、北海道津別町にあるお年寄りが暮らす施設「夢ふうせん・ののか」さんにお伺いしました。
 
車椅子の方が多かったので臨機応変に楽しく参加出来るよう調整し喜んで頂くことが出来ました。
 
皆さんの喜ぶ顔が見れて僕らも嬉しかったです!
 
 
 
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祝・国宝指定!

2023-06-28 | HORANERO

今月27日

北海道白滝遺跡群出土品が

正式に国宝に指定となりました!

 

旧石器時代の資料としては初の国宝

北海道では函館市の「中空土偶」に次ぐ二例目

なのだそうです。

 

ホラネロのジオミュージック第1号「Obsidian song」を作ってから10年。

素晴らしいニュースです✨



多くの方々による地道な研究活動の賜物ですね。

今週末から 国際黒曜石会議(IOC) 遠軽大会 2023

も開催されます。

一般公開のイベントもありますので、これを機会に

ぜひ遠軽町に足を運んでみてはいかがでしょうか。

詳しくはこちら

北海道白滝遺跡群出土品が日本最古の国宝に

.。.:*・゜゚・*:.。.:*・゜゚・*:.。.


Obsidian songの入ったCDはこちらからお求めいただけます。

SNSの投稿でホラネロのジオミュージックを使うこともできますよ♪

ぜひご利用ください!

ミュージックスタンプ/音楽スタンプ (Facebook / Instagram) について

インスタグラムのストーリーズに音楽をつける方法

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ICTを活用した音楽の出前授業

2023-01-28 | HORANERO

昨日はホラネロミュージックスクールの出前授業として、留辺蘂高校へ行ってきました。

留辺蘂はマッキーが小中学校時代お世話になった町です。
校舎に着くとすぐに、同級生の山久さん(PTA会長)とばったり!
玄関では先生方が温かく迎えてくださいました。

 

◆ICTを活用したアクティブラーニング

今回は音楽の授業の一環として、DAW(=音楽制作ソフトなど)を使用して「学校のサウンドロゴを作る」のがテーマです。

某お菓子メーカーのCMなどでお馴染み「モリ◯ガ♪」のようなのを「留辺蘂高等学校」で作るんです!

午後13時、パソコンを抱えて教室に集まった生徒たち。
まずは先生に教わりながらzoomにアクセスします。

レッスン以外でのzoom主催は今回が初めてなのでドキドキ。


無事全員入室できました〜!さっそく授業スタート!

 

◆オンライン⇄リアルによるハイブリッド型授業

まずはPowerPointでホンさんが自己紹介をしたり、サウンドロゴとは何か、実際にどう使われているか見て完成形をイメージします。

次にパソコンで作業するホンさんの手元を画面シェア。

GIGAスクール構想で一人一台に貸与されているタブレット(Chromebook)や、教室に配備されているWi-fiをフル活用しました。

その後、パソコンを離れてキーボードの前に集合します。

音楽担当の先生にもレコーディングのご協力をいただきました。

ホンさんから作曲のコツを教わりながら普段は楽器に触れることの無い生徒たちも、自分の手と耳を使って音を選んでいきます。

「こっちがいい?」「それだと歌いにくいね〜」

 

意見を述べ合いながらそれぞれのグループで作ったメロディを発表します。

最終的に、みんなで歌ってみて一つのメロディを選びました。

 

◆成果の活用も見据えて

PCに戻って、出来上がったメロディにドラムやストリングスなど、アレンジを加えて・・・

https://youtu.be/dcaLSKc4vF4
(留辺蘂高等学校サウンドロゴ)

出来上がり!

校長先生にも好評で、いずれ学校のHPでも生徒たちが作ったサウンドロゴとして活用したいと言っていただきました。

出来上がった音が実際に活用される・・・なんだかワクワクしますね!!!
これを機会に色々なサウンドロゴを自分たちで作ることに挑戦してもらえたら嬉しいです。

留辺蘂高校では科目「産業社会と人間」を、全ての生徒が原則として履修しており、自分の生き方やライフプランをしっかり考え、その実現に向けた努力を大切にしているそうです。

好きなことでどうやって社会と繋がって行くか、このことを高校生の皆さんにはぜひ考えてもらいたいと思い、最後にホラネロの音楽作りのコンセプト、ジオミュージックのお話しをして授業を締めくくりました。

生徒たちの真剣な眼差しが忘れられません。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!
またいつかお会いしましょう〜!

 

(写真掲載につきましては学校の許可を得ています)

*** * *** * *** * *** *

留辺蘂高校は今年度で生徒の募集が停止される予定でしたが、生徒と地域住民の存続への熱心な取り組みが功を成し、一年延期され、募集停止が令和6年3月に延長されました。

しかし、令和7年3月で閉校することに変更はないそうです。

道教委によると1学年4~8学級が望ましい学校規模とされていますが、今回経験してみて、小規模な学校に秘められた大きな可能性に光を当てていきたいと思わずにいられません。

北海道教育委員会 「新たな高校教育に関する指針」 https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kki/akd/H18SISIN.html

文部科学省 GIGAスクール構想について https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_0001111.htm

ICT(情報通信技術)=Information and Communication Technology

GIGA(全ての児童・生徒のための世界につながる革新的な扉)=Global and Innovation Gateway for All

DAW(音楽制作ソフトなどの総称)=Digital Audio Workstation

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新年のご挨拶

2023-01-02 | HORANERO

皆さま
明けましておめでとうございます!

旧年中はお世話になり誠に有難うございました
2023年が皆様にとって幸多き年となりますように

そして、

世界が平和でありますように!

.。.:*・゜゚・*:.。.:*・゜゚・*:.。.

昨年はいくつかの公演がコロナ禍で中止になる場面もありましたが、
夏以降は津別、弟子屈、訓子府、北見などで演奏の機会をいただきました。
特に学校公演では小学1年生から高校3年生まで、たくさんの子供たちに
ふるさとの音が詰まったジオミュージックを聴いてもらうことが出来ました。
客席の最前列に座る小学一年生。中には手で涙を拭う姿もあり、
改めて私たちも子供の感性の豊かさに気付かされました。

釧路では久しぶりに“音探し”も実現しました。
親子で行く!学びのバスツアーin阿寒「森を聴く」
と、題したこの企画では釧路周辺の親子にご参加いただいて
野生動物と環境保全について学びながら森の“音”を集めました。
出来上がった曲は、6枚目のアルバムで発表します。
発売の暁にはツアーも予定していますのでご期待ください!

また、昨年11月から拠点が遠軽に戻りました。
これからも音楽を通して地域の皆さんの心の糧となれるような
作品や体験メニューを目指して参りますので
あたたかく見守っていただけましたら幸いです。

本年もよろしくお願いいたします。

ホラネロ
谷藤万喜子・本田優一郎



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