奇跡の再会

西ヶ原でKバレエのリハーサルの日。
初めてやる曲なので早めに行ってさらおうと、かなり余裕を持って家をでました。
が、予定の電車を一本逃す・・・。
それでもだいぶ時間があるので、西ヶ原の駅を降りてお昼を買って行こうと思い、見回す・・・しかし！・・食料品店が無い～。

どうしようかな、と思いながら歩いて行くと、今まで何度か通った時は目に入らなかった和菓子屋さんを発見。
和菓子屋さんと言えば、お稲荷さん。これでお昼は決まり！

のり巻きとお稲荷さんを注文して、包んでもらう間、一人の男性が入って来ました。
一瞬目が合って、誰かに似てるなー、と。でも、まさかこんなところにはいないだろう、と。

しばらくしてその男性、「うーん。なんにしようかなあ。」
その声で、想い出しました。間違いない！「Tさん？！」と大声を出してしまいました。
Tさんもビックリ。無理もありません。10年近く（ちょっとオーバー？）会っていない生徒さんだったのです。

聞けば、独身の頃住んでいたアパートが懐かしくて、たまたま休日に散歩に来たのだとか。
もし私が電車を一本遅らせていなければ、会っていないですよね。
思わず記念撮影してきました。（お店のお客さんにお願いしたら、顔が欠けちゃいましたので掲載無し。）

さらにこの和菓子屋さん「平塚亭」は北区でも由緒あるお店だそうで、大福が売り。
そう聞いたら買わない訳にはいかなくなり、３つも買ってしまいました。

文学の世界でも取り上げられているお店だそうで、浅見光彦作品の中で、しばしば登場するのですって。母上のお使いや、女性を連れてきて事件の話をしたり、自宅へのおみやげを買ったり。そういえばささやかながらテーブルセットがありましたっけ。

ところでこの日のリハーサルは７時間。
途中の休憩で、フルートパートの３人でステージの階段に腰掛け、大福で一服。
これが美味しいのなんのって！！
甘すぎず、フワフワで、マメが香ばしい。。。

また寄ってしまう事間違い無しです。

追記／私だけでは無いと思いますがこういう再会って以外と多いです。
大学時代には、八景島シーパラダイスのファーストフード屋さんで中学の時の後輩に会い、翌日、池袋の同ファ－ストフード屋さんでコーヒーを飲んで帰ろうとしたら、出口で同じ後輩とバッタリ！しかも家が隣りだった、弟の友人。

・・・などなど、人生にはいくつかのサプライズがあるものですね。


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