まきの素

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ワールド・トレード・センター

2006年10月14日 22時46分02秒 | Weblog
ひっさしぶりに映画を観に出かけました。
作品は、「ワールド・トレード・センター 」。

劇場で予告を見て、絶対に観ようと決めていた作品。

~内容は・・・~

まだ記憶に新しい、9.11同時多発テロの標的となったワールド・トレード・センターが舞台。大惨事から奇跡的に生還した男達、その家族の姿を描く実話を基にした映画です。
オリバー・ストーン監督の作品。監督が、リアリティにこだわって撮ったといわれる映像は迫力満点、リアルなだけにそこにいるような恐怖とむなしさがこみ上げてくるものでした。


上映時間:129分
監督 オリヴァー・ストーン
出演:ニコラス・ケイジ 、マイケル・ペーニャ 、マギー・ギレンホール 、マリア・ベロ 、スティーヴン・ドーフ 、ジェイ・ヘルナンデス 他。


ニュースで実際の映像を見ましたが、この衝撃的な出来事はあまりに突然のことで離れた日本でTVを見ていても、ただ「何故?!!」「なんで?!!」と怒りなのかなんなのか分からない気持ちのまま画面を見つめるばかりでした・・・。
誰がいったい何のために?!ニュースや本・映画で、いろんな政治的な側面を論議されてますが、たくさんの方が被害に合い、そして家族・友人がどんな気持ちでいたのか・・・・。
そして今なおどんな気持ちで毎日を過ごしているのか・・・。

この映画では、いろんな立場の人達の心情がとても繊細に描かれていました。
見た人がそれぞれの自分の立場でいろんな事を感じる映画だと思います。

ただ悲しく切ない物語では無く、現実として・・・。
そして、監督自身の願いと想いも描かれている作品です。

~印象的なシーン~

作品全般に渡って沢山ありますが、私は一番最初のシーンと最後のシーンです。
ニューヨークはいつも通りの朝を迎え、いつも通りの慌ただしい通勤の風景。
地下鉄のドアから吐き出される沢山の人達・・・。その何気ない日常が一変してしまう・・・。

そして最後、本編が終わってからこの9・11で亡くなった方達の名前が画面一杯に流れ・・・胸が詰まりそうでした。紛れもなく現実に起こった事なんだと念を押して強く言われたようで・・・。