『天保１２年のシェイクスピア』

観に行ってきました～～～～～

蜷川さん演出の噂の舞台！キャストもすんごい豪華でした
唐沢　寿明さん、藤原　竜也さん、篠原　涼子さん、夏木　マリさん、高橋　恵子さん、勝村　政信さん、木場　勝己さん、西岡　徳馬さん、白石　加代子さん・・・・・総勢４３名

す、すごいどの方も一流の役者さんばかりうっ！まぶしい

勿論、キャストが凄いばかりではないです！

～舞台開演前からすでに、舞台は始まっていた～

１８時開場、１８時３０分開演。私は開演５分くらい前に会場に入りました。

すると・・・・。ん、舞台上に人がいる？！ヨーロッパ調のセットにその時代の優雅な人たちがなにげに歩いたり佇んだり・・・。えっ？開演まだよね？
不思議に思いながら見ているうちに、なんかフッと引き込まれていきました。

『もしもシェクスピアがいなかったら？』（っていうかこんな事を考えること自体が凄いと思う！）これを投げかけながらシェクスピアの作品３７作品がふんだんに散りばめられ、日本の天保１２年を描いている。
シェイクスピアの世界によく出てくる、貴族・権力者　そして天保の時代の民衆。
全く違う世界なのに・・・・。ミックスされてる・・・・。
ミックスに欠かせない今回の劇中の歌・音楽をダウン・タウン・ブギウギバンドを結成して『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』でお馴染みの　宇崎　竜童さんが手がけています♪
(印象的な歌詞と音楽が今もまだ頭の中でぐるぐるグルグル・・・。）


私はシェクスピアの作品は正直ほとんど知りません。「ロミオとジュリエット」「リア王」「ハムレット」「マクベス」を舞台で観たけど・・・・・

この舞台は、シェクスピアをよくご存じの方も全く知らない方も楽しめる作品です

開演から２０分驚くこと間違いなしの蜷川さんの演出！今回は、素敵なヨーロッパ調のセットを破壊する所から始まりましたえっ？ええっ～～～～！！
壊すの～～～～～

や、やられました『蜷川マジック！』口をあんぐり開けて、しばし放心状態。

舞台は全部で休憩２０分を挟み４時間ありました。

私のつたない文章ではとても表現できません！すみません
ただ、すっごいパワーと衝撃を受け、たくさん笑いました
観てるだけでもお腹いっぱい、ふぅ～～～～。ですが、演じてる方達はいったい・・・。しかも１日２回公演す、凄すぎる

この文章からお察しくださりませ１日たった今も興奮が冷めません


～気になる～～～～！！～
気になること？！が１つ。公演中、場面転換の時にブルーのライトで後ろが全く見えなくなって　まるでそこにブルーの幕が出来たみたいでした。それがとっても綺麗で
でも、照明で作ってるのよね～～～～？？？どうなってるんだろう
すんごく気になるぅ～～～～

蜷川さんが演出される、来年２月２４日から公演の『間違いの喜劇』も観に行きたいです

お・ま・け

劇中で白石　加代子さんが占い師の不気味な老婆を演じているのですが、すごい迫力！不気味なだけじゃなく、とってもキュート（失礼でしょうか・・・）でした
前から是非観たかった白石　加代子さんの演技！大ファンになりました