海田明裕さんがマコレレユ-ザ-になりました♪

2012年09月13日 07時56分47秒 | ウクレレ
おはようございます♪
先日、東京へ送った先は各地イベントやウクレレ教室、海外クル-ズの船内などでの演奏でご活躍されている「海田明裕」さんです!

海田明裕さんのブログ
http://32472387.at.webry.info/


届いてすぐにかなりの時間を弾いていただきました!
海田さんありがとうございます♪


以下は海田さんのブログより。
かなりの本数を弾いているので分かりやすい解説になっています!


写真は先週末に届いた「マコレレ」・・茨城県日立市で工房を構える平野誠さんのウクレレ・・です。平野さんはフェイスブックのお友達でもありますが、写真でその素晴らしい出来栄えを見ながらいつかは弾いてみたいと思っていました。とはいえ、どんなものでも自分で確かめるまでは納得しない僕の性格は本ブログ読者の方ならよくご存知かと思います。料理なら味わう、AさんのするBさんの噂話はBさんに確かめる、楽器は必ず試奏して判断する・・です。

特に個人製作家の方達の中に、デザインと仕上げだけは素晴らしい・・というウクレレも結構多いのが実状で、多くのウクレレファンは雑誌の記事を信じ過ぎていると思います。もちろん高橋信治さんや高山康夫さん、山崎峻さんのようにデザイン・仕上げはもちろんサウンドはさらに良いという製作家もおられます。

さて、今回入手したのは最近仕上がったばかりの「マコレレ」です。表板はハワイアン・コア、裏板・側板はメイプルで指板はエポニーだと思いますが、正直言ってエポニー指板は硬過ぎてウクレレには合わないと思っているしメイプルの裏板・側板もマホガニーの方が響きが深いと思っています。でもでも・・・このウクレレは例外でした。

ボディに対するネックの接合部分が太いためかメイプル・バックの割に音の出がしっかりしていて、ボリュームも申し分無し。各弦もハッキリした発音なのはエポニー指板に対してのフレッティングが素晴らしいためと直感。どのフレットへの移動もスムースだしバランスも良いです。平野さんのハイレベルな技術とウクレレ・サウンドに対する温かみのある感性が表現された一本だと思いました。

ただ一点・・・ここは平野さんにお伝えしたのですが・・・サウンドホールの口径がやや大きいので、もう少し小さい口径にすればサウンドの膨らみがさらに増すはずです。ま、こんな注文・・っていうかイチャモンですね(笑)・・は、オリンピックで言えばメダリストレベルのウクレレなればこそです。

これまでの僕の試奏から得た感覚ですが、サウンドホールは「水撒きのホースの口径」の原理かと・・。ホースの先端を指で潰して出口を細くすれば水の勢いが強くなるのと同じです。事実、愛用している山崎さんのハワイアン・コアのウクレレは他の山崎さんのウクレレのサウンドホールよりやや大きいので単音・和音共にやや平坦な感じです・・といってもかなり良い(笑)のですが・・・。

という訳で・・・久々にハイレベルな素晴らしいウクレレに出会って、やや興奮しています。しばらくは山崎さんのウクレレとこのウクレレでライブ活動したいと思います。皆さん、聴きに来て下さいね!
コメント
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