
巣箱点検記録(調査日:2012年3月8日)(クリックすると拡大します)
いつもの年より遅れてしまいましたが、Sさんの努力でぎりぎり巣作りに間に合ったでしょうか?
8日の里山作業日に巣箱清掃と点検を行い、点検記録が更新されました。
以下は、Sさんの観察レポートです。
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平成23年度の巣箱の点検結果をお送ります。
残念ながら年々、その営巣率が低下しているようです。
そういえば、4-5年前に比べて、最近は昼食時に聞こえる野鳥の声や姿がとみに
少なくなったように感じます。
我々の里山も、もっと野鳥に喜ばれる里山にしたいものです。
営巣実績の表に今回から地区別の集計もしてみました。その結果を見ると・・・
1. 人気のある地区は見晴台で、その逆は栗畑でした。
2. 環境が割合似ていると思われる新、旧野鳥の森では新野鳥の森の方がやや人気が
あるようです。 ... なぜでしょうか。
3. 場所は忘れましたが、1ケ所新しいこけが少し運び込まれているものがありました。
すでに今年の巣作りが始まっているようです。
4. 奇をてらった竹や割り箸で作った巣箱は全く人気がないようです。
以上の詳細な(?)分析の結果、今後の巣箱方針を纏めておきます。
a) 3.を考慮して、もう野鳥たちがすでに新居探しをしているようですので、多少の
破損や不都合は、意図的にそのままにしておきました。
来年はもう少し早めに点検しましょう。
b) 来年は奇をてらった巣箱(No.24,25,26)は撤去し、標準のものに交換しましょう。
c) 巣箱の設置箇所は、全く人気のない栗畑地区をやめ、
見晴台に集中しょうと思います。
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気になっていた今期の巣箱点検を終える事が出来ました。
Sさんのお陰です。ありがとうございました。(継続は力なり・・・です!)