最終工程は、出来上がった炭のパッキング作業です。
「炭切り」は、まず「ねもい」の切り落としを行い良く焼けた部分と分別します。
焼けた炭の部分を計測冶具を使って金鋸で45cmの長さに切り揃えた後、「袋詰」します。
袋詰は4kg単位としています。
はかりで正確に測っていますので、どの袋も4kgを下回ることは決してありませんので、安心して購入頂きたいと思います。

「炭切り」冶具

袋詰された炭
ノウハウ
(1)「ねもい」を削除する
(2)炭の長さと袋詰の重量を正確に!
工程⑦(次回の窯入れに向けて)薪の準備
「窯入れ」作業が一段楽した後の活動日は、次回の窯入れに向けて「薪の準備」に精出すことになります。
地主さんのご理解を得た里山近林のクヌギ・コナラを中心に、間伐・玉切りを行った後「薪割り君」の力を借りて炭焼きに適した太さの薪を作ります。
出来た薪は、「近林」から「里山」の窯の前まで軽トラックと一輪車、及び人力を駆使して運び込んで窯の前に積み上げます。
又このとき、「挿し木」に使う「そだ木」も必要量確保します。

イタリア生まれの力持ち・・・「薪割り君」

65cmに切り揃えられた「薪」

「挿し木」に使われる「そだ木」
なお、「近林」とは私達の造語で「里山近くの雑木林・針葉樹林」を指します。
人手の入らない「近林整備」を行うことは、私達の目標にする里山再生に役立つと信じて積極的に取り組みをしています。
ノウハウ
(1)間伐ほか危険な作業となるので安全第一で作業すること
(2)薪の寸法は65cm