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フィギュアスケート世界選手権⇒ソチ五輪へ向けて

4年に一度のオリンピック、その前哨戦とも言えることしの世界選手権、テレビ中継されたもの(フィギュア)は全部録画して見ました。

フィギュアスケートにはまったのは、ソルトレークのアレクセイ・ヤグディンのフリー「仮面の男」をたまたま目にしたときから。
完璧な演技で金メダルを確信し氷面にキス、そしてキスアンドクライで6.0の満点スコアが並んだ瞬間大泣きしたその姿が目に焼きついて離れませんでした。

当時、ヤグはフリーの冒頭、4回転から3回転・2回転の3連続ジャンプを決め、さらに単独で別の種類の4回転1つ、さらにトリプルアクセル(3回転半)も優雅に決めています。
11年前ですよ…!
現在は採点方式が変わっているため単純には比べられませんが、今、4-3-2の連続ジャンプをやっている男子、そうそういないと思います。すごいですよね。
そして氷面を削りまくるその激しいトウ使いのステップも、当時は画期的でした。

ヤグのことを語り始めるととめどなく話が広がって収拾がつかなくなるので、それはまたの機会に譲るとして……きょうは別のことを(笑)


今回の世界フィギュアは、私、どういう人の演技が好きなんだろう…と思いながら見てました。

そして気づいたこと──
一口に言うと「爆発する人」が好きみたいです(*^^*ゞ


そういう人って、うまくいくときはすごく乗ってどんぴしゃッと演技が決まり、曲にもハマって、観客も引き込んで、ものすごい空気をつくり出してくれます。そのときの会場全体の雰囲気って画面を通してもわかるくらい高揚してます。

逆に、冒頭のジャンプで失敗したりして気持ちにズレが生じると、全然よくない演技になってしまいがち。

中には、多少の失敗をしたってすぐに気持ちを立て直して引きずることなく見事にやってのける、メンタル面の強さを併せ持った人もいます。

羽生結弦選手なんて、あの若さでそのメンタル面のすごさったらないですよね。
今回最悪のコンディションであそこまで持っていったのは立派。
もっとも、大事な試合に照準を合わせられなかったのは非常に残念ではありましたが、それは本人のみ責められることでもないのかもしれません。

浅田真央選手が前回のオリンピックで悔し泣きした姿、何度も放映されてかわいそうでしたが、抑えきれない衝動を持っている人にやはり私は惹かれてしまうようです。
その感情面をコントロールしながら闘うアスリートたちは本当にすごいと思い、心底尊敬します。


特にフィギュアスケートのように芸術面と技術面の両方を評価されて競い合うスポーツに私が深く魅入られるのは、
役者は半アスリートという思いが自身の根底にあるからだと思います。

前にもちらっと触れましたが、ほんとにそこから学ぶことはいつもとても大きい。。


毎シーズン、選ぶ曲によって、バレエやらヒップホップ調やら、ジャズ、ルンバ、タンゴ、フラメンコに至るまで、あらゆる種類のダンス要素を取り入れて表現できるフィギュアスケート、生まれ変わったら絶対にやりたいスポーツです。(笑)

そういう意味で、高橋大輔選手は毎シーズン、曲種を見事に踊り分けて表現してきているのがすごいなあと思って見ています。
スケーティングの滑らかさ、上手さもですが、踊りのセンスもピカ一と思います。

キム・ヨナ選手を見ていると、彼女自身の基礎力の確かさはもちろんですが、曲選びと編集(構成)が本当にうまいと思います。きっとコーチ陣や振付師の力が大きいのでしょうが、開催地の観客にアピール力のあるタイムリーなものを、ほんとドラマチックに持ってきますよねぇ。。


注目選手たちが、特別なオリンピックイヤーの来シーズン、どんな曲を選ぶのか、それも楽しみでたまりません。

加えて、新しい若手選手の出現で混戦も予想されるソチ五輪、今から本当に楽しみですね~♪♪♪
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