全回満員御礼となり、ほんとうにうれしい限りです。
「あっという間の75分だった。いつの間にか引き込まれていた」
「この作品を3人でこれほどまでに広げられて、心底感動した」
「この場所にすごく合っている。すばらしい会場だ」
――などなど、たくさんのお声もいただき、感謝の思いでいっぱいです。
「最初は確かに本を手にして読んでいたのに、そのうち本がなくなっていることに気づいて驚いた」
という言葉を耳にしたときには、してやったり!…と思いました。
朗読からいつのまにかその読んでいたはずの物語世界が目の前に展開し、引き込まれ、最後には温かい涙一筋…
お客さまに想像する余地を残しながら、朗読と芝居が絡んで物語が広がっていく。
互いに高め合いながら――
私が当初思い描いていたことがちゃんと形になったなぁ、やれたなぁ…と感無量です。
初演出で初挑戦の試みはたいそう勇気が要りましたが、たぶん、舞台作品においてこういった手法はなかなか見たことがないのでは?と自負しています。
演じ手も楽しめて、お客さまも楽しめて、会場とひとつになって、その瞬間と空間を共にできる。
これからもそんな身の丈に合った舞台づくりを目指して、やれる限りのことを尽くしていきたいと思います。
まあ次はいつ、とお約束できないのが申しわけなくもありますが――
日々の命の営みの中で、どうか温かくお見守りくださり、楽しみにお待ちいただけると幸いです。
この公演にかかわってくださったすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
ほんとうにありがとうございました!
1階洋間での展示のもよう
守祥子によるオブジェも――
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