1/21(土)朝日新聞beのフロントランナーに掲載された、獣医師の山口武雄さんの記事。
たいへん興味深く読ませていただきました。
自身の山口獣医科病院の経営から2017年に引退した後も全国各地を巡り、野良猫の手術にあたっている山口医師。
「不妊・去勢手術をして、殺処分されてしまう不幸な命が生まれることを防ぎ、いま生きている野良猫たちには1代限りの生を全うさせてあげるのがいい。そう考えて、続けてきました。」
阪神淡路大震災の時には、被災地で公園にテントを張り約4カ月にわたり、動物たちの診療や不妊・去勢手術にあたった。
スマトラ沖地震の時、1カ月くらいインドネシアに行ったのも同じこと、という。
「災害が起きた時、人の言葉を話せない動物たちが苦しむことになるのはどこの国でも同じです。」「獣医師なら率先していかないとダメでしょう。普段、動物のおかげで暮らしていけてるのだから。」と――
1980年代から始めたこの活動を引退するつもりはないという。
もう少しで地元自治体の公務員獣医師だけで活動を推進する体制ができあがるそう。
「各地の獣医師会も立ち上がってくれたらなあ。そうしたら、あっという間に殺処分を減らせるのに」とつぶやく山口さんの姿が心に残ります。
たいへん興味深く読ませていただきました。
自身の山口獣医科病院の経営から2017年に引退した後も全国各地を巡り、野良猫の手術にあたっている山口医師。
「不妊・去勢手術をして、殺処分されてしまう不幸な命が生まれることを防ぎ、いま生きている野良猫たちには1代限りの生を全うさせてあげるのがいい。そう考えて、続けてきました。」
阪神淡路大震災の時には、被災地で公園にテントを張り約4カ月にわたり、動物たちの診療や不妊・去勢手術にあたった。
スマトラ沖地震の時、1カ月くらいインドネシアに行ったのも同じこと、という。
「災害が起きた時、人の言葉を話せない動物たちが苦しむことになるのはどこの国でも同じです。」「獣医師なら率先していかないとダメでしょう。普段、動物のおかげで暮らしていけてるのだから。」と――
1980年代から始めたこの活動を引退するつもりはないという。
もう少しで地元自治体の公務員獣医師だけで活動を推進する体制ができあがるそう。
「各地の獣医師会も立ち上がってくれたらなあ。そうしたら、あっという間に殺処分を減らせるのに」とつぶやく山口さんの姿が心に残ります。