その日は、6時間の通話をして
お互いにバカしあって
でもさりげなく、本音
語り合って。
ずっと君は馬鹿なことばかり
言ったりやったり
してる訳だからとても
楽観的な人なんだなと
言う印象が強かったんだけど
根が、めちゃくちゃ真面目で
そしてマトモな事
考えてるんだなと
思い知らされる。
話してる相手を和ませるような
楽しませるような
頼りになるような、
柔らかい言葉の使い回しと
ハキハキ喋る声のトーン
芯の強さが現れる。
自然と安心感も与えられる
不思議と。
そんな感じ
無意識に感じ始めていた
包容力と。
そして何事にもストレートに
ものを言う、ハッキリ。
それは良くも悪くも。
核心に迫るようなことを
聞いたりすると上手くかわしてくる。
上手い具合にスルーしてくる。
そんなとこも私は見逃さなかったよ
いつも明るくて
いつも元気づけてくれて
言ってることが筋通ってて
詐欺師みたいな説得力もあって
この人はいったい
どんな波乱を生きてきたのだろう？と
色々知りたくなるような。
今思うとね。
でもその時の私は
君のプラスな意見に
頼りすぎてて、
自分の目の前の恋愛に
一生懸命で。
そして君は私のことを
いつも褒めてくれて。
話す度に私、君に自信や勇気を
付けられていたよ。
