10年近く前に胃がんの手術をしてから時々、どうにもならない
吐き気に襲われ見ている方が辛くなるほど体力を振り絞って吐き
続けるのです。
お腹には何も入っていないので少量の胃液を吐くのですが、
ただでさえ枯れ木のように痩せているのでその行為で
骨折するのでは?と心配しした。時間外外来にかかっても
吐き気止めが出て、翌日の検査結果の末、『吐き気は病気ではない』
と言う判断で何度も返されているそうで病院へ行っても体力を
消耗してしまうだけ言う本人の希望があり、心細くとも私と二日間
何とか乗り越えました。
慣れている母のほうが冷静だったかもと今反省しております。
水も飲めない状態ですから、当然薬やサプリメントは飲ませれません。
マッサージ【正確には背中をなでたり】とか足もみ、炎症部位を
冷やしたり足を暖めたりの外的処置と今回はスイカに救われました。
ほんの2切れ、3切れのスイカでしたが、最終的に吐き気を
とめてくれたのはそれでした。
帰宅後スイカには水分とマグネシュウム、ミネラルが多いため母の
状態にマッチしてくれたのだろうと分りました。
何とかなったからいいようなもの、お年寄りをご自宅で介護されて
いらっしゃる方の心細さと、緊急の時に救ってくれない病院のシステムに
対する苛立ちとが少しだけ分ったように思います。
最も病院側にも色々なご事情もおありでしょうし、外科的処置を優先する
のも十分分るのですが、苦しがっている病人やその家族いったい
どこを頼りにしたらいいのでしょうか?
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