おはようございます。
今日は曇っていまして、少し涼しいです。
今日はピアノの響板のお話です。ピアノには必ず響板が貼られています。
スピーカーの役目を担っています。ハンマーから弦をたたき駒を通して響板へと。
響板には必要とされる特徴があります。
- 振動伝播が速い
- 比重が小さい
- 柔軟性を持ち弾力性に富む
- 良い音色である
響棒は裏側に10~13本取り付けてあります。
響棒の目的は以下です。
- 弦の下圧力に対する響板の強度を得るため
- 木目と直角方向へ振動伝播を助けるため
- 音色、音の伸びを良くするため
響棒も響板同様、柾目の板を使います。
この響板が素材が悪かったり、割れていたりしたら、音ではなくなります。
これは、グランドピアノの響板の上にオルゴールを置いた状態です。
オルゴールの小さな音色が響板に置くことによって、大きな音に変わります。
響板を通してのオルゴールはものすごく綺麗ですよ。
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