マンガで散歩

マンガの読み歩きをしています。読んだマンガで面白かったものとか、印象に残ったものとかご紹介します。

キングダム、中国の4000年は殺し合いの歴史

2017-05-19 18:45:15 | 青年コミック
男性向けのマンガは、高めの年齢層をターゲットにしていても、どういうわけか子供っぽい絵柄が多い。

これもそんな一作。

原泰久のキングダム。

紀元前の中国を舞台に、いまだ一度も統一されたことのない大陸の大混乱時代を描く大作(?)長編マンガ。

苛烈な戦乱の世で少年・信が、目指すのは天下に名を残すこと!

どう見ても少年漫画の絵柄とプロットだと思うが、一応青年コミックジャンル。

こちら説明は不要な人気作という位置づけで、アニメにもなっている。

日本人は孫子にシンパシーを覚える人が多いようだが、クラウゼウィッツやマハンに触れる人はあまりいない。

まあ、同じアジア人種の話ということで、親近感(笑)があるのかもしれない。

西洋人の戦術論、戦略論は理屈重視だから短絡的なものの多い日本人には不向きということもあるし。

ところで、中国4000年とかいうが、中国大陸は殺し合いの歴史だなー。

シューチンピンはうわごとのように「平和」の二文字を口にするが、痴ぅ獄ぢんがどの口でそれを言う?

共産党になってからでも、内戦まで含めれば数年ごとにもめていると思うんだが?

ちなみに現在はウィグル族の居住地域がスゴイことになっているらしい。

ひた隠しにしても漏れ出てくるテロはもはや、朝の挨拶みたいなもので、内戦一歩手前の模様だ。