安徽省蕪湖的薫風

中国の大学生活などの記録です。

清明節:願いを大空に

2013年04月03日 | 日記
  手製のミニ気球を空に飛ばす。火災に繋がるので政府は禁止している。
しかし、中国では法と現実が違うことはよくある。今も市民文化として生きている。



ミニ気球を一個10元前後で販売する商売もある。

  清明節は、中国のお盆だ。
お墓参り・お線香・菊の花は日本と共通だが、「偽札」の束・「偽アイホン」を供える所は日本と違う。死者があの世でお金に困ったり、迷子になって困らないために供えるのだそうだ。



中国人の子供は、お墓から供え物の偽札やおもちゃを家に持ち帰り遊ぶことがある。その時、お母さんが「不吉ですよ、お墓に戻しなさい」と子供をしかることがよくあるそうだ。



願い事が書かれた気球が夜空に消えて行くのを見ていると、己の小ささ・はかなさと重なる。



大空を仰いだ後は、心が澄んでうなだれる。  
中国人はロマンチストだなあ。

 注 : 中国からライブドアブログでは画像を送れなくなりそうなので、gooで練習中です。
     操作が分からないので、見苦しいかもしれません。ごめんなさい。

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