画家により、制作期間の早い人と遅い人とがいる。小説家などでも良く聞く話だ。
生涯に多作で何百点と残す画家と寡作で点数が少ない画家もいる。
私の通っている画塾(研究所)では皆より早いといわれるが、逆に対象者が遅い人が多いからで、相対的にはプロの画家としては、仕上がりは遅いと思う。
単純に言えば、丁寧な分遅くなり、粗っぽい分?早く完成??
これで完成かなと思うと、わたしの先生なんかは、これからが勝負でじっくり見て描いてなどという・・・。
もともと私の好きな人物画家は小磯良平で、細密にも描けるが、あえて省略する箇所は省略してあって、完成作品となっている。誰よりもすきだなア~。
通常見えないこまかい模様など描きこむのは、写真から描くからで、絵としては全体の中でどう見えるかを考えた方がいいと思う。
肖像画は油絵が一番メイプル・アーツ