さて、完徹長距離ドライブの翌日、普通は1日まったりのんびり過ごす・・・と思われるでしょうが、我が家は違います（爆）
お風呂入って寝て、11時過ぎに今度はにいさんの愛車【レガシィ】さんで出発！（爆）
出発してまもなく、雨がざざ～～っと降ってきて、向こうは大丈夫か？と心配になりましたが、なるようになる！とポジティブシンキング（*≧ｍ≦*）
にいさんが夏休み後半は寮に戻って、会社の友達と遊ぶということもありましたが、イッセー君も「行くんだよね？」と言い出し、帰京翌日のおでかけとなりました。
行き先は、山梨の山奥にある軍刀利（ぐんだり）神社です。
「何キロくらいあるんだっけ？」と、にいさんに聞いたところ「近いんじゃね？１００ｋｍくらいでしょ」と言われ、納得してしまったのは、我が家の距離感覚がおかしくなってる証拠です（爆）
遅い時間に出かけたので渋滞解消されてないかな～と抱いた淡い期待は見事に砕かれ、低速走行で走るしかない状態。
それでも、にいさんは「止まる渋滞よりは走ってる方が楽」と言い、前日（ってか前日～当日、かｗ）の疲れを全く見せず、運転しています。
ホント、にいさん運転好きね♪
最初の予定では昼は高速ＰＡで食べる予定だったのですが、どこも大混雑していたため、高速を降りてからに変更し、ネットでお店を検索。
高速出口そばで神社に向かう途中にあるお店が偶然にも私たちの地元でよく行くお店と同じ店名、メニューもよさげだったので、入ってみることにしました。
いかにも地元の人がちょこっとゴハン食べにくる、という感じのお店です。
頼んだラーメン、餃子、ミニチャーハン、どれも美味しくて大当たり！
そして、驚いたのは、お店の壁に軍刀利神社の写真が貼ってあったこと。
きっと氏子さんなんでしょうが、偶然入ったお店で写真があるなんて～～～・・・ここで、前日、暑さに負けて厳島神社参拝を諦めた後ろめたさが払しょくされました。
あちこちの神社に行くんじゃなくて、軍刀利さんに行けばいい、ということだったんだな、と。
お腹も満たされ、いよいよ神社へ。
こちらの神社を教えてくれたのは、ヤフブロで知り合い、リアルでも、もはや親戚（？）状態のおやつやさんです。
神社に向かう小道に入ったところで、家から出てきたおじいちゃんを見かけ、
「あれ？」と思いました。
3回目の参拝ですが、過去2回は人の姿を見たことがなかったからです。
この思いは引き続き・・・車で途中まで上がろうとして、今まで一度も出会ったことない下りてくる車と鉢合わせし、擦れ違い出来るところまで、我が家がバック、そこに何故か、さっきのおじいさんがスクーターで後ろにいるし(^^;
レガシィさん、シャコタンなので、後ろのバイクのおじいちゃんが指示出ししたスペースだと、後ろがひっかかり、さらに後ろに下がって・・・と時間がかかったのですが、下りてきた車の助手席の窓が開いて、「すみません、ありがとうございます！」と、最大限のお礼を言われてびっくり。
この頃のご時世だと、イライラされてもおかしくないのに(^^;
社務所そばの駐車場に停めると、軽く草刈りしてたおじいちゃん（今思えば、私たちを警戒してたんだと💦）が「もっと上まで車で行けるよ」と教えてくれましたが、「何回か来てるのですが、この車では上まで行けないので」と返すと、何となく警戒がほどけたようで、「ほら、ここに蛇の抜け殻があるよ」と教えてくれました。
蛇の抜け殻ってお財布に入れるとお金がたまるっていいますよね～なんて言葉を交わしながら、私たちは本殿に向いました。
本殿に向かう階段・・・・・・・・これが私にとっての最難関(^^;
高所恐怖症のワタクシ、この急階段の上り下りが怖くてたまりません💦💦
ニヤニヤ笑う男子たちに構う余裕はなく、手すりに両手で掴まって、ようやく登り切りました💦
ほら、急ですよね💦
でも、この苦難を乗り越えた後は、心が澄み渡るような空間が待っていてくれるのです。
日本武尊を祀っている、軍神としての存在でもあるこちらの神社、先日の壮絶なトラブルを戦い抜いた私を優しく迎えてくれました。
帰宅後に由来を調べてみたところ、もともとは軍荼利明王を祀っていたそうなのですが、明治の廃仏毀釈の流れの中で、祭神を変えて生き残った、ということもあったそうです。
本殿を参拝した後は、奥の院へ。
奥の院には、県の天然記念物にもなっている大桂の樹があります。
遠目からも「よくきたね！」と迎えていただけた気持ちになります。
5年ぶりの大桂、より緑が深くなり、より清浄さを増して、どっしりと迎えてくれました。
奥の院にお参りしたところ、そこにも撮影している方に出会いました。
最初の瞬間、ちょっと気まずい出来事があったのですが、私たちが遠慮して、下からお参りして帰ろうとしたら、奥の院に行けるように対応してくださり、さらに水が冷たくて気持ちいいですよ、と、話しかけてくれたことで、お互いの気まずさを解消することが出来ました。
大桂の後ろを流れる谷川の澄んだ音をどうぞ♪
谷川の水を汲み（沸かしてコーヒー飲みましたが、まろやかで美味しい！）本殿に戻ったところで、今度は、わんこ連れの方たちに出会いました。
でっかいハスキーと中型のミックスを連れた二人連れです。
わんこ大好きのにいさんが近づこうとしたら、なんとわんこたちの方から尻尾を振って、にいさんに甘えに(^^;
さすが、恋愛対象外（幼児とわんこ）に絶大なる人気を誇るにいさん（爆）
わんこをもふもふしてえ～～なんて行きの車の中で行っていたところだったので、私も便乗して、もふもふ（*≧ｍ≦*）
そこで、飼い主さんに「久しぶりのわんこの感触～～うちもわんこいたんですけど、最近亡くなって・・・」と話したところ、飼い主の女性の方が、「そうだったんですか～～何歳だったんですか？」と応えてくれ、「14歳だったんです」と言うと「それは長生きしましたね～」と優しい言葉を返してくれました。
ここまでわんこたち登ってきたんですね、と言ったら、「そうなんです。奥の院が大好きで、着くとスリスリするんですよ」とのこと。わんこたちには自然に近いだけに、私たち以上に伝わるものがあるんだろうな・・・
帰りも同じ階段を下りましたが、何でしょう、上りほど怖くありません。
それでも【へっぴり腰】の見本のような形で下りましたが（爆）
社務所には人がいないため、（多分）神主さんのお宅に行って、お札をいただいてきました。
5年前は【厄除け開運】でしたが、今回は【家内安全】を選びました。
今まで色々あったけど、これからは内から固めて落ち着きたい、という想いからです。
帰りの車の中で、イッセー君とにいさんに「今回は、今までにないくらい人に会ったね」と言われ、「あ、やっぱりそう思った？」と返し、そこで感じたのは・・・
人との出会いを怖がらないで。
いい出会いがまた必ずあるから。
そういうメッセージだったのかな・・・と。
行ってよかった・・・
