昨日の夕方、しじみはお空に還りました。
本当に奇跡のように家族が揃った状態で虹の橋を渡ったしじみ、悲しみの中でも現実の問題から目を背けるわけにはいきません。
どこで火葬してもらうか・・・
家族が揃っている日曜日(にいさんは月曜仕事)中にお願い出来るところを探さなければなりません。
全く知らないところに託すことは不安しかなく、まずはモカちんをお願いしたお寺併設のペット霊園に連絡したのですが、日月はもう一杯で、火曜日以降しか空きはないとのこと。
次にネットで見つけたところは移動火葬のサイトでした。
イッセー君に連絡してもらったところ、そこが直接対応ではなく、希望の日に対応できる提携業者を紹介するサイトで、ちょっと心配になったのですが、そこは覚悟を決めて、どんな形であれ家族全員で見送れることが第一、と割り切りました。
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イッセー君にやりとりをお願いし、私とにいさんで祭壇を整えました。
お気に入りだったベットパット(しじみ毛布と呼んでました)を敷き、同じくお気に入りだった青い毛布を掛け、火葬の時に一緒に入れられるようにミニブーケを買ってきました。
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にいさんが、遺髪代わりにひげを何本か切ってくれました。
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あれこれ整えているときに、ブロ友のちまちまねこさんから綺麗なアレジメントが届きました。
女王しじみにぴったりの華やかなお花を見て、元気だった時のしじみが重み出されました・・・
にいさんに遺影を印刷してもらっている間に私とイッセー君はホームセンターに仏壇代わりのカラーボックスを買いに行ったのですが・・・最初、欲しいと思っていたオフホワイトは店員さんに聞いたところ、売り切れで展示品は買えないのか聞いてみましたが、古すぎるので展示品としても売れないと言われ、がっかりしながら別の色を選び、店内で他の買い物をし、レジに向かおうとした頃に、さっきの女性店員さんがガラガラカートを押しながら「お客様!」と駆け寄ってきました。
なんと、ちょうどほしいと思っていた色のものが入荷したので!と私たちを探して店内を走ってくれていたのです。
何度もお礼を言って受け取り、元のものが入ったカートを引き取って立ち去る店員さんを見ながら、イッセー君が一言「神対応だな」と。
本当に素晴らしい対応をしていただけたと思っています。
夕方18時からの火葬だったので、男子たちがいる間に、と色々な整理をすることも出来ました。
業者さんが少し早めに待ち合わせ場所に着いたと連絡があり、慌てて出発。
それでもイッセー君は、全猫にしじみを見せてお別れさせてくれました。
電話受付の方の対応にちょっと不安を覚えていましたが、実際に担当してくださった方は穏やかな雰囲気の男性で、不安な気持ちも吹き飛びました。
最後のお別れ・・・普段感情をあらわにしないにいさんがしじみを撫でながら男泣きする姿を見て、それまで実務に追われていて涙を忘れていた私も涙があふれてきました。
ステロイドを使っていたので、骨がもろくなっているかも、と心配し、業者さんにそのことを伝えると火力を調節して、お骨がきちんと残るようにしますので、と言ってくださいました。
40分ほど、移動火葬者の後ろで待ちながら、しじみの思い出話やそれぞれのスマホに残るしじみ写真を見せあい、元気だった時のおぞけをふるうような「シャー!」の動画を見て笑ったり・・・悼む時間を過ごすことが出
来ました。
お骨は、とてもしっかりしていて、綺麗に残っていますよ、と言っていただけました。
ああ、すっかり小さくなっちゃった・・・
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しじみ、お帰り。
熱い思いをしたから、お水をたくさん供えてあげてくださいね、と言われ、お水入れに満タンにしておいたのですが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ca/8f0b69f13934b63ab480acc0cb0b5451.jpg)
棚の上に置いておいた、なるちゃんママにいただいたフードの箱がコロンと落ちていたのに気づき・・・ああ、しーちゃん、それ食べたかったのね!と慌ててフードも供えました。
お骨になっても、しーちゃん、自己主張強いね、と笑いながらも、この時感じた思いは悲しみより寂しさ・・・
次の記事で、しじみの最期の様子を書きたいと思います。