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名前は聞いたことがあっても、初めての場所です。
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事前に届いていチケットに【たくさんの人を誘ってください!】というようなお知らせが入っていたので、もしかしてチケット売り上げが厳しいのかな・・・なんて思ったりもしていましたが、なんのなんの開場時間になったら長蛇の列!
どうも、運営側の気持ちになって(爆)心配していたのですが、ホールを埋め尽くす聴衆を見て、ホッと安心(笑)
座席数は1,414席とのことなので、結構な集客力かと思われます。
演奏まで坊ちゃんの姿を見ることは出来ないかと思っていましたが、客席内の出演者席に座るぼっちゃんを見つけ、ブンブン手を振ったら気づいてもらえ、母は満足(笑)
このコンサートは震災で延期となっていたのですが、震災復興のためのコンサートということで開催となったそうです。
コンサートは、最初に地元の市民バンド、続いて、やはり地元の普門館常連校の片倉高校(なんと、おやつやさんちの長女ちゃんの母校)、そして、ぼっちゃんが参加した合同バンド、という順番で演奏。
市民バンドは、音楽を楽しんでいるんだな~というのがわかるほのぼのした演奏でしたが、最後で、ちょっと内輪盛り上がり的な部分があって、ちょっと変な汗かいちゃいました(^^;
続いての片倉高校は・・・圧巻の一言!
部活をやめて以来(・・・ってもう20年以上前だけど
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好みの問題ですが、コンクールの曲って、ストーリー性のあるものと【吹奏楽のためのナンチャラ】みたいないわゆる現代音楽風のものがあって、私は現代音楽風は苦手(感情移入がしにくいんで)なのですが、それでもグイグイ引っ張ってくる力はさすがです。
でも、見ているうちに、昔の自分を思い出し、練習辛いだろうな~とか、これだけの演奏をしても、きっと演奏後にはダメ出しされちゃうんだろうな~とか、いろいろ雑念が(笑)
そんな、ちょっとセンチな気分を吹き飛ばしてくれたのは続いての曲。
AKBメドレーでは、踊る女子部員に混ざって何故かオーボエ男子がセンターで一番キレのある踊りを見せ(絶対、好きでやってる・笑)、続いては、なんとバスクラ男子が【また逢う日まで】を熱唱(*≧m≦*)
吹奏楽部の子たちって地味なようで、実は芸達者が多いのです。
大人しいようでも、元々人前で演奏するのが好きですから、みんな出たがりの血が流れています(笑)
マイクを持って前に出てきたとき、「ま、まさか歌うの!?」とその前のバンドのことを思い出して、背中に変な汗が出そうになりましたが・・・・なんとなんと、これが、尾崎紀世彦もまっつぁおの歌声(笑)
1番を舞台で歌い上げた後は、なんと客席に下りて握手しながらの絶唱には、私もおやつやさんも涙流しながら大爆笑です。
私たちは後方の席にいたので、残念ながら握手してもらえませんでしたが(爆)
私の高校も定演ではタップやったり笑わせる演出を色々やっていたものだけど、リサイタルやるとはね~~、T君のファンになってしまいそう(*≧m≦*)
最後の曲は、【翼をください】でしたが、ここでなんと、丸谷先生が指揮を振りました。
普門館常連校の先生が同じく常連校のバンドの指揮をするなんて~~すごいもん見せてもらったわ~~。
プログラムに歌詞が入っていて客席も一体化してステキなエンディングでした。
さて、休憩の後は(○分間の休憩、じゃなくて【しばらくの休憩】ってアナウンスには笑ったけど)いよいよ、合同バンドの演奏です。
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100人以上の参加者となると、ぼっちゃんが埋もれて見えないんじゃないかと思いましたが、パーカッションの中では背が高いほうだったぼっちゃん、頭一つ抜きん出て(能力じゃなくて身長ですが・爆)いたので、注目しやすかったです(*≧m≦*)
ぼっちゃんを少しでも見たいと思って、ワタクシ、じ~~~~~~~~~~っと目を凝らして見て「あれ、なんでこんなに見てるのに、ぼっちゃんが大きく見えないんだろう」と考えて、ハタと気づきました。
私の目にズーム機能はついてなかった(爆)
つい、デジカメで見ている気分になっていたワタクシ、ブロガーの性でしょうか(爆)
このスペシャルバンドは、テレビなどでも取り上げられることが多い淀川工の指揮者である丸谷先生に指揮をしていただけるという吹奏楽を知っている者であれば、贅沢さによだれが出そうな(笑)バンド。
丸谷先生は、その肩書きの凄さから想像するのと全く違う、コテコテの関西のおっちゃん(*≧m≦*)
演奏と演奏の間のMCで爆笑を取るところはさすがです(*≧m≦*)
肝心の演奏は、コンサートが震災の影響で延期となったため、直前練習が2回しかないという状態だったのですが、とてもそうとは思えないできばえ。
100人超えると、音の厚みで多少のズレはカバーされるっていうのもありますが(笑)
マーチでスネアドラムだったぼっちゃん、譜面が届いた直後、「この3連譜がわからん」なんて心細いことを言っていたので、大変心配していましたが、演奏を見ていると、他のスネアの人たちと同じタイミングで動いていたので、何とか1週間でマスターしたらしい(*≧m≦*)
タンバリンは、帰宅したぼっちゃんに聞くと、実は結構ノリで譜面どおりじゃなく叩いたりもしていたらしいですが、丸谷先生に怒られることはなく(笑)、スネアを叩いているときは、結構目が合って笑ってもらえた、なんて話してくれました。
最後の曲は、唱歌【ふるさと】です。
これも、会場も一緒に歌っての演奏だったのですが・・・歌ううちに色々な思いがこみ上げてきました。
3番の最後の歌詞
山は青き ふるさと
水は清き ふるさと
震災や原発事故で、青き山、清き水は失われてしまいました・・・いつか、この歌詞のようなふるさとを取り戻すことは出来るのだろうか・・・
思わず、こぼれた涙をぬぐいながら歌いました。
いつかきっと、ふるさとを取り戻そう、そのために、みんなで頑張ろう、そんな気持ちにもなりました。
帰りがけに当日注文は500円引き、というDVDを注文し、ロビーで高校生達が頑張っていた募金にも協力して、爽やかな気持ちで帰路に着きました・・・
ぼっちゃんが参加してくれたおかげで、心のこもったステキなコンサートに来ることが出来て、本当によかったと思います。
イッセー君てば、「次回はオレも出たい」だって(笑)
確かに合同バンドは年齢に関係なく参加できるようなので、来年は是非親子で参加してもらいたいものです(*≧m≦*)